- 川井駅に集合、川の向かいにあるバス停からバスに乗った。終点の上日向まで乗ると対岸の真名井沢に向かう橋が有るか分からなかったため、林道が分岐する北川橋で下車した。林道を歩いていくと、立派な橋が対岸のバス道に向かってかかっていて舌打ちした。
- とりがや橋で林道と分かれ、沢沿いの山道を少し進んだ。ザックを下ろし、渓流シューズに履き替えた。念のためハーネスも付けた。
- 水の中や河原の歩きやすいところを選んで登っていった。水はほどよい冷たさで気持ちが良かった。ナメを過ぎ、二股を本流の左側に進んだ。すぐに最初の滝F1が有った。先行のグループが直登を試みていた。難しそうなので、左岸の巻道を通ることにした。落石を起こさないよう注意して通過した。
- 小さな滝をいくつか越え、F2に着いた。同行者は直登を試みたが、上部で進めなくなってしまった。水流のやや右手を登ってしまったため、手がかりが少なくなった様子だった。巻道を使って回り込み、上からシュリンゲを使って引っ張り上げた。
- F3を過ぎたところで休憩。水流もだいぶ細くなってきた。ここより上流では良い休み場もなくなることを予想し昼食にした。
- 源流部は三又になっていた。正面の谷が深くで本流のように見えたが、水は左手から流れ込んでいた。ガイドブックに従い左に進んだ。すぐに水流はなくなり枯沢になった。谷は浅く、左手の尾根の方が歩きやすそうに見えた。先行団体につられて左手の尾根に登った。広い尾根は植林帯でやぶはなかった。途中で歩きやすい登山靴に履き替えた。
- 最後は赤杭尾根の1120m付近に出た。ハーネスなどの余分な用具をザックにしまい。尾根をゆっくりと下った。