- 石和温泉駅で6名が集合しタクシー2台に分乗して「稲山(いなやま)ケヤキの森」を目指した。2台の運転手とも「稲山ケヤキの森」の場所を知らず、少し遠回りされてしまった。「稲山ケヤキの森」手前1kmの林道に雪が出てくる牛舎の所でタクシーを下りた。スパッツを付け、約10cm雪の積もった林道を登った。途中でハンターの車3台が追い抜いていった。「稲山ケヤキの森」で自家用車で来た1名を加え7名全員が集合した。
- 登山口までの林道の積雪は10-15cmだった。ヘアピンカーブのところにゲートが有りハンターの車が停まっていた。出発準備中だった。登山口に着いた時は予定より約1時間遅れていた。
- 谷間の道を登り始めた。10-20cmの積雪だった。周囲は雑木林だった。尾根に出ると積雪は約5cmになった。アカマツが多かった。登りが急になったところで軽アイゼンを付けた。時折、ハンターの鉄砲の音がした。
- 登りつめて平らになった所が稲山だった。甲府盆地の展望が良かった。予定より1時間以上遅れていたので、ここから山頂往復組4人と稲山待機組3人に分かれた。
- 春日沢ノ頭まで広い尾根が続いた。緩い登りで下りも少し混ざった。登りは約30cmの積雪、下りになると南側になるので約10cmの積雪だった。前日のものと思われる足跡が有った。
- 尾根が広い場所に出たところが山頂だった。潅木が少し有って、スッキリとした展望は得られなかった。潅木の間に南アルプスが見えた。
- 下りは雪を蹴散らしながら快適に下った。稲山に戻ると残っていたメンバーがナメコ汁を準備していてくれた。暖かいナメコ汁をおいしくいただいた。全員の記念撮影をしてから下山を開始した。
- 下りは往路を軽アイゼンを効かせて快調に下った。雪があって歩きやすかった。標高800m付近で軽アイゼンを外した。林道ゲートの所のハンターの車は無くなっていた。「稲山ケヤキの森」でタクシーを呼び、林道を下って行きにタクシーを下りた場所からタクシーに乗り込んだ。
- 下りが早かった事もあり、石和温泉駅には予定より10分早く着いた。この日は他の登山者には会わなかった。