- 今回は「みちのく潮風トレイル」最後の区間のトレッキングだった。
- 初日は山元町の深山(しんざん)少年の森から出発した。車道歩きだった。山本町役場では休憩所で町の案内を見ながら休んだ。坂元駅から電車で新地駅へ移動し宿泊した。
- 二日目は電車で坂元駅に戻り、車道をいったん海岸近くまで出た。道横にはコスモスが咲いていた。戦災遺構の中浜小学校は会館時間前だったので外から見学した。
- 二日目後半に入ると鹿狼山が近づいて来て少し登り坂になった。無人販売所で一房600円のブドウを購入し、パン屋で食料を調達した。右近清水で水を補給して山道に備えた。
- 山道は鈴平峠まで登ると黄葉がきれいになってきた。稜線は起伏が多く、けっこう大変だった。どんぐりがたくさん落ちていた。鹿狼山が間近に三角に見える展望地を過ぎると山頂直下の急登になった。
- 急坂を登り終えると、トレイル最後の山頂、鹿狼山に着いた。眺めが良く海が見えた。少し雲が多く、蔵王は見えなかった。女性単独後者に記念写真を撮ってもらった。
- 山頂からは、ゆるく坂を下り、麓の「鹿狼の湯」で宿泊した。
- 三日目は相馬市街地へ向かった。良い天気で、途中の溜池や畑からは鹿狼山がよく見えた。売店「あぐりや」で「いちじくアイス」を購入し、新地町総合公園のベンチで休みながら食べた。白幡のいちょうまで進むと鹿狼山はだいぶ遠くなった。
- 市街地に入り、相馬神社を見学した。お堀脇を歩き観光案内所「先客万来館」に入って一休みした。「トレイルの方ですか」と呼びかけられ、無料のコーヒーを飲みながらゆっくりと休んだ。夜は居酒屋でメヒカリなどを食べ、観光客気分をたっぷり味わった。
- 最終日は川の土手歩きから農村地へ進みトレイル終点の松川浦環境公園まで歩いた。事務所のノートに名前を記入し、係員にトレイルエンド標識前で写真を撮ってもらった。
- 最後は食堂の有る高塚まで歩き、海岸近くで風に吹かれながら苺ミルクアイスを食べて打ち上げをした。長い距離をよく付き合ってくれた2人に感謝した。
- 今回は50km歩き、これで「みちのく潮風トレイル」全行程1043kmの踏破が完了した。