- 笹平バス停で下車し、林道を歩き始めた。途中で未舗装になった。バス停から約15分歩くと標識が左下への山道を指し示していた。橋を渡って小尾根に取り付いた。杉と桧の植林だった。細かく曲がるつづら折りの山道を登って行った。晴れていたが気温が低く指先が冷たくなった。
- 標高450m付近でいったん平坦地に出た。南側が雑木林になっていた。木の間から日が差して少し明るくなった。平坦地からしばらくは今までよりも緩い登り坂が続いた。
- 一つピークを南側から巻き、更に尾根を登って行った。標高約600mの平坦地を過ぎると急な登り坂になった。周囲は植林になった。
- 稜線で臼杵山(うすきやま)からの道が合流するとすぐに市道山(いちみちやま)の山頂に着いた。東側の眺めが良く、うっすらとスカイツリーが見えた。昼食休憩にした。
- 市道山山頂が分岐と思って南へ行きかけ、間違いに気が付いた。稜線を刈寄山方面に少し下ったところが正しい分岐で標識も有った。南へ陣馬山方面に続く縦走路に入った。時々右下には林道が見えた。
- 717mのピークへの登りと734mピークへの登りは落葉樹の雑木林だった。次の744m標高点付近も落葉樹の雑木林で雰囲気が良かった。日差しが暖かだった。時々、木の間から大岳山が見えた。
- 醍醐丸への登りも雑木林だった。急な登りで、足元には霜柱ができていた。ニセピークを二つ越えると醍醐丸山頂に着いた。ベンチが三つ有った。周囲の3/4が植林で、北側だけが落葉樹の雑木林だった。木の枝がじゃまをして良い展望は得られなかった。
- 醍醐丸からの下りは植林帯だった。南斜面になったせいか少し暖かく感じた。次の小鞍部が醍醐峠でドラム缶に入った防火用水が置かれていた。水は凍っていてゲンコツでたたいてもびくともしなかった。
- 和田峠では陣馬山から単独行者が下りてきた。今回の山行で初めて会った登山者だった。和田峠からは階段の登りになった。最初は右側が植林だった。やがて落葉樹の雑木林になった。日影で鼻先が冷たくなった。
- 陣馬山山頂には登山者が3人いた。西日がまぶしかった。白馬の像が西日に輝いていた。ベンチに座りお湯割りの梅酒で体を温めた。
- 山頂からは直接、陣馬高原下バス停へ向かう山道を下山した。比較的緩い下り坂だった。陣馬街道に出るまで植林が多かった。最後は車道を歩いてバス停に着いた。
- バスが出る頃には、すっかり暗くなっていた。高尾駅に出て、駅前の蕎麦屋で打ち上げをした。