- 前日に寂地峡キャンプ場の一番下の駐車場に入った。駐車場横がテントサイトになり、トイレ、水場が近かった。
- 翌朝はすっかり明るくなってから出発した。キャンプ場の横を通って行くと竜尾の滝に着いた。峡谷沿いに遊歩道が付けられていた。白滝の滝、竜頭の滝と次々に滝が現れた。竜頭の滝手前は落石通行止めの表示が有った。岩があちこちで落ちていて、手すりが曲がったりしていた。
- 竜頭の滝を登り切るとT字路になり右は木馬トンネルになっていた。真っ暗でストックで先を突きながら進んだ。トンネルを出て少し歩いた分岐を右に取り竜ガ岳に登った。岩の上に登ると、これから登る寂地山方面が見えた。
- 分岐に戻り、谷沿いの登山道を登って行った。途中に滝があり右に下って行くと滝の近くに出られた。ベンチが二つ有った。分岐に戻り、谷沿いの道を更に登って行った。鉄の橋をいくつか渡った。太陽の位置が高くなり、谷間にも日が差すようなった。ところどころ紅葉がきれいだった。
- やがて谷の分岐にある赤い橋に着いた。ベンチが有ったので、座って休んだ。赤い橋からは少し急な登りになった。後ろから日が差し少し暑いくらいだった。ブナの林が気持ち良い明るい谷だった。鞍部まで登り右に曲がった。南寂地山手前までブナ林のそぞろ歩きが続いた。南寂地山に近づくと杉が多くなった。植林の杉と違い、立派な杉が多かった。
- 山頂が近づくと、再びブナが多くなった。山頂はブナ林の中にあった。ほこらとベンチの付いたテーブルが二つ有った。昭和38年の山口国体の採火の碑が有った。ベンチに横になり昼寝をした。
- 帰りは、南寂地との鞍部に戻り左に曲がって林道へ向かった。少し下ると大きな杉の木が多くなった。林道に出て、20分程下ると右に犬戻の滝へ下る道が有った。滝の付近には名残の紅葉が少し残っていた。沢沿いに下り再度林道に出て、寂地峡キャンプ場に戻った。