- 無人の紀見峠駅で下車したのは3人だけだった。南海のトンネルの上からは沢ぞいの林道の登りになった。曇り空で空気が冷たかった。
- 越ガ滝には休憩所が有った。休んでいたら沢に下りる場所のロープを整備する人がやって来た。
- 越ガ滝から三合目までは一時的に左手に雑木林が有った以外は杉植林が続いていた。三合目まで登ると稜線になり、風が出てきた。杉植林に囲まれていた。ベンチが有ったので座っておにぎりの昼食を食べた。
- 三合目からは植林に囲まれた林道歩きだった。南葛城山分岐からは山道に入った。五ツ辻までずっと植林が続いていた。時々「ダイヤモンドトレール」の標識が有った。五ツ辻のベンチで休んでいたらバイクに乗った二人組が追い抜いていった。
- 東峰は岩湧寺への分岐になっていた。植林に囲まれていた。少し霧氷ができていた。東峰と岩湧山との鞍部にはトイレが有った。鞍部で植林が終わりカヤトの原になった。
- カヤトの原を登りつめると岩湧山山頂に着いた。山頂から振り返ると、てっぺんをわずかに雲の中に隠した金剛山が見えた。山頂の先にあるベンチのところまで行って休んだ。7-8人登山者がいた。風が冷たかった。空気が澄み淡路島がくっきりと見えた。大阪の市街地が白く見えた。山頂の南側には杉植林があり、少し霧氷が付いていた。休んでいるうちに金剛山も山頂まではっきり見えるようなった。
- 東峰まで戻り岩湧寺まで「きゅうざかの道」と名の付いた山道を下った。途中からアカマツなどの雑木林になった。
- 岩湧寺からは石畳の道だった。「千手の滝」「不動の滝」「行者の滝」と3つ滝が有った。いずれも小さい滝だった。車道に出る手前に水場があり、台車にポリタンク積んで水をくんでいる人がいた。車道を神納(こうの)まで歩きバスに乗った。バスの乗客は登山者4人だけだった。