- 石鎚ロープウェイ駅は天気が悪いせいもあり、閑散としていた。荷物代100円を余分にとられた。ロープウェイの乗車中に石鎚山の紹介をしていた。富士山,立山,木曽御嶽山,大峰山,大山,釈迦岳と並んで7霊山のひとつで、いまだに7月1日は女人禁制との事だった。釈迦岳とはどこの山かと思った。
- 山頂成就社からは、ガスの中を歩いた。時々雨がぱらついた。成就社に着くなり本降りになった。軒下で雨宿りしながら昼食を食べた。
- 小降りになったので成就社を出発。木を敷きつめた階段の道は滑りやすかった。ガスの中、アケボノツツジを見かけた。
- 二ノ鎖小屋のテント場に到着。ガスですぐ上の小屋も見えないほどだった。小屋には誰もいなかった。水場は雪渓の下だった。雪と岩の間から水をくんだ。
- 翌朝、天気が回復し、ウグイスの鳴き声で目が覚めた。朝は冷え込んでテント内の温度は7度まで下がっていた。前日は見えなかった石鎚山の北面がはっきり見えた。瓶ガ森も日の出の逆光でシルエットになって見えた。
- パンで簡単に朝食を済ませて出発。鎖はすべて迂回した。
- 弥山山頂には白石小屋に宿泊していたと思われる登山者が5-6人いた。弥山から最高峰の天狗岳へ行った。途中は両手を使って登る岩場があった。天狗岳山頂からはすぐ先に大砲岩、振り返れば弥山が見えた。遠くに瓶ガ森や前日通った成就社が見えた。
- テント場に戻りテントをたたんで出発した。土小屋まではすれ違いが多かった。途中に雪渓が四ヶ所あった。最初の二ヶ所は急だったので多少緊張した。