- 川内駅からの空港バスは15人ほどの乗客だった。藺牟田温泉で下車したのは我々だけだった。植林帯の車道を登った。ウグイスが鳴いていた。藺牟田池に着くまでに車は2台通っただけだった。
- 藺牟田池の岸辺にはあずまやと土産物屋が有った。池には白鳥が4羽、カモが30-40羽泳いでいた。
- 外輪山を右回りに歩く事にした。愛宕山へは照葉樹の森の登りだった。愛宕山山頂にはベンチと小さい祠が有った。少し汗をかいた。
- 舟見岳へは照葉樹林の後、桧植林になった。少し見晴らしのきくベンチを過ぎると三角点の有る山頂に着いた。ベンチが有り、日が差して明るかった。
- 舟見岳からは植林帯を階段で下った。鞍部の車道から登り返すと竜石(たついし)に着いた。大きな岩と祠が有った。岩の上からは池の眺めが良かった。数分すると65歳位の男性が追いついてきた。「桜島が見えますね」と伝えると「あちらには霧島が見えます」と教えてくれた。宮崎に住んでいて「いつもは霧島に登るんだけれど、噴火しているのでこちらに来た」との事だった。「下にも眺めの良いところがありますよ」と少し池側に下る道を往復していた。昼食休憩していると男性が「もぐもぐタイムはどうですか」と我々にイチゴを勧めてくれた。
- 山王岳への登りは鎖の付いた岩場がった。岩場からは眺めが良かった。岩場の途中で60歳くらいの夫婦とすれ違った。
- 山王岳からは照葉樹林帯を下り鞍部に着いた。ベンチが有った。片城山への登りになると桧植林が多くなった。岩場が多かった。ロープが付けられていた。少し曇ってきて風が強くなってきた。
- 外輪山最高点の片城山は樹林に囲まれていた。コショウノキが少し咲き近づくと芳香がした。片城山からはロープの張り巡らされた岩場の下りになった。鞍部からは遊歩道を通りホテル裏を通って車道に出た。
- 運動公園の跡地を通り、飯盛山に向かうらせん状の道に入った。レンガ色に塗装されたコンクリート舗装の歩道だった。山頂の手前にあずまやが有った。愛宕山の眺めが良かった。
- 飯森山山頂は広々としていた。眺めが良く、遠くにはうっすらと桜島が見えた。あずまやが有り65歳くらいの男性単独行者が休んでいた。
- 登ってきたらせん状の道を下り、車道に出たところで、竜石で会った男性の車が通りかかり挨拶された。「ずいぶんゆっくりでしたね」と言われた。
- 駐車場にはバスがいた。時刻を確認すると20分後に出発との事だった。藺牟田温泉まで歩いて下る予定を変更して、このバスに乗る事にした。 市が補助しているバスは行きよりも少し遠回りして川内駅に着いた。終点まで他の乗客は乗ってこなかった。