- 紅葉のシーズンで本長篠からのバスは50人以上の乗客だった。乗ったバスの後にも臨時便が出る様子だった。
- バス停からの道路の左右には露店がたくさん並んでいた。鳳来寺山はちょうどもみじ祭りの最中だった。
- 露店が終わると石段の登りになった。石段は古くて多少風情が有った。両側は杉の木で、うっそうとした感じだった。登りやすい石段でペースが速くなりがちだった。本堂に着いたときには一汗かいてしまった。本堂前にはあずまやが有った。あずまやの端はちょうどテラスのような感じで、ながめが良かった。脇にある木は紅葉の盛りだった。
- 本堂を過ぎると、ようやく山道らしい登りになった。山腹を巻く道で、ところどころ紅葉がきれいだった。奥の院横の岩場からは南側の展望が開けた。通ってきた巻道が見えた。下からは祭りの太鼓の音が聞こえてきた。
- 木の根の多い樹林におおわれた尾根道を登っていくと、木立におおわれた山頂に着いた。登山者が10人ほど休んでいた。少し宇連山側に下りて昼食を取った。
- 宇連山方面に行く人が多いので昼食後に少し行ってみることにした。最高点と思われる岩の下を過ぎると岩の尾根になり北側の展望が開けた。宇連山や明神山が見えた。日が当たり暖かだった。こちらの方で昼食をとれば良かったと思った。付近は紅葉がきれいだった。
- 山頂に戻り、天狗岩に向かった。樹林の稜線はあちこちに大きな岩が有った。天狗岩にはあずまやが有り、登山者が10人ほど展望を楽しんでいた。鷹打場まで岩の多い稜線の道が続いた。ところどころ紅葉がきれいだった。眺めの良い岩の上からは鳳来寺山の山頂が見えた。
- 鷹打場からは山腹の道を通って東照宮に戻った。東照宮からは行者越を経由して三河大野駅へと下山した。東照宮からは行き交う登山者はほとんどいなくなった。行者越で交差する車道は渋滞していた。
- 三河大野駅では電車の時間まで余裕があったので、大野の集落までビールを買いに行った。駅に戻り500山目の登頂の祝杯をした。