- 出町柳からのバスは満席で、立っている人も4-5人いた。しかし、平でバスを下り、権現山に向かった人は他にいなかった。
- 権現山の山頂間際で、ずいぶん白い木が見えた。近付くとあたり一面の木に霧氷が付いていた。権現山からは霧氷の中を歩いた。登山道に雪は全く無かった。
- 途中のホッケ山からは展望が良く、蓬莱山の山頂や琵琶湖大橋が見えた。緑の笹原の中に、稜線にそった木だけが白い霧氷の花を咲かせていてきれいだった。シートをしいて昼食にした。日が照りだして、とたんにあちこちでバラバラと霧氷が融けて落ちる音がした。これから行く場所の霧氷が全部落ちてはと思い、早々に出発した。
- 小女郎峠は、風の通り道なのか、ひときは霧氷が発達していた。琵琶湖側からの登山道には雪が積もっていた。権現山から小女郎峠まで、すれ違った登山者は1人だけだったが、小女郎峠周辺には5-10人いた。
- 小女郎峠から少し下ったところにある小女郎池に寄り道した。池の回りの木は霧氷で白かった。池の南側の岸辺には雪が20cm位積もっていた。池のほとりにシートをしいてしばらく休んだ。やがてやってきた単独行者に、蓬莱山の方は霧氷がもっときれいだと言われて腰を上げた。確かに小女郎峠から少し登ったあたりが一番きれいだった。
- 蓬莱山の山頂からは武奈ヶ岳,比叡山が見えた。雪はスキーのゲレンデの以外には無かった。山頂一帯は雪上車のキャタピラの跡で工事現場のような雰囲気だった。スキーヤーやスノーボーダーが次々とリフトで登ってきていた。スキー場のネットにも霧氷がこびりついていた。
- 蓬莱山の山頂からはゲレンデの端を通った。雪は滑れるぎりぎりのくらいの量しか無かった。
- 待ち合わせ時間まで間があったのでゴンドラ駅のレストランでビールを飲んで休んだ。