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2019年3月25日
- 講師と高麗駅で待ち合わせた。今回は講師を含め3名だった。重たいクライミングの用具を分担して持ち、日和田山のクライミング練習ゲレンデに向かった。
- 練習ゲレンデに着くと、講師が女岩とその右側の緩い岩場にロープをセッティングした。セッティング中に相次いで他のパーティが到着した。平日にもかかわらず20人ほどのクライマーが集まる賑わいだった。
- 最初は緩い岩場で懸垂下降の練習をした。ATC(確保器)を用いた。次に女岩をトップロープで登った。講師に確保してもらった。残り5mの所でやめようと思ったが、ロープの流れが悪く下りるのが難しそうだったので、そのまま上まで登ってしまった。登った後、講師がロープを再調整した。続いて同行者も女岩を途中まで登った。
- 昼食休憩後、再度、女岩をトップロープで登った。一回目とは少し違ったルートで登った。懸垂下降で下りた。次に確保役になって同行者に登ってもらった。途中で上にも下にも進めなくなってしまい、講師が近づいて足場を指示し、何とか上まで登ってもらった。確保する時間が長くて少し手が疲れた。最後はおさらいの意味で緩い岩場を懸垂下降で下りた。
- 2002年以来17年ぶりのクライミング練習で楽しむ余裕は全くなかった。
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2019年4月13日
- 登山会のクライミング練習に参加した。高麗駅に集合してクライミング練習ゲレンデに向かった。途中の川沿いの道は満開の桜だった。練習ゲレンデでは、講師と参加者のうちの1名がすでにロープを取り付けて待っていてくれた。1本は女岩、もう1本は右手の緩い岩場に付けていた。
- 講師を含め9人の参加だった。全員が初心者だった。1ヶ月ほど前に実施した同じ講習会が初めてと言う人がほとんどだった。道具もたいていは講師に借りていた。それでも2名は新たにATC(確保器)を購入し、クライミングを続けようとの意気込みが感じられた。
- 二組に分かれ、女岩の方でクライミングとクライムダウン、緩い岩場で懸垂下降の練習を始めた。懸垂下降の練習では、一番手がヘルメット未着用で下りてしまい、なれないクライミングに戸惑いながらの講習会が始まった。クライミングの3番目に登った。途中で詰まりそうになるが何とか登り切った。クライムダウンは時間をかけて下った。
- 次に緩い岩場に移り懸垂下降の練習をした。練習後、再びクライミングの方に戻って今度は確保役になった。残り二人になった所で昼食休憩になった。
- 午後は、まず残り2名が登った。続いて順番に2回目を登った。下りは懸垂下降した。懸垂下降ではバランスを崩してロープの周りを回ってしまったり、上で自己確保しようとして持っていたATCを落としてしまったりする小さなミスが有った。しばらく確保役になったため、上を見続けて首が痛くなってしまった。みんなが右だの左だのアドバイスして賑やかだった。
- 岩場全体では我々が一番初心者で、他のパーティはどれも経験者らしかった。一人図抜けた白髪のクライマーがいた。膝や肘にサポーターを巻き、オーバーハングした岩に吊したロープに自己確保しながら、何度も登り下りしていた。
- 全員が急斜面の方で懸垂下降を終えた。多少の失敗はあったものの、何とか怪我無く無事に練習を終えた。記念撮影をした。川沿いの満開の桜を見ながら、一同明るく駅へ向かう事ができて、何よりの練習会だった。