- 猪苗代の駅からは少し青空も見えたものの御霊櫃(ごれいびつ)峠への登りになると霧が出てきた。峠でタクシーを下りた。視界50mほどだった。トイレが有った。車が2台停まっていた。うち1台は出発をためらっているのか人が乗っていた。峠の郡山側は通行止めになっていた。
- 最初の登りから木が無く、本来なら展望が良さそうだった。アザミが咲き、マツムシソウも少し咲いていた。最初の峰の先に風神・雨神の石の祠が有った。
- 黒岩山は最高点手前の岩場に標識が有った。黒岩山と次の大将旗(たいしょうき)山との間にはブナ林が有った。細い木が多かった。大将旗山への登りになると、アザミやトリカブト、マツムシソウが咲いていた。大将旗山も木が無く、展望が良さそうだった。
- 大将旗山から額取山にかけては小さな登り下りが多かった。単独行と中年アベックとすれ違った。トリカブトがたくさん咲いていた。ウメバチソウも少し咲いていた。
- 額取山は東西に長い山頂だった。東寄りの峰に山頂標識が有った。霧におおわれていた。木が無くて眺めが良さそうだった。昼食後、携帯でメールを出していたら雨が本降りになってきた。先程すれ違った単独行が戻ってきたので「雨になりましたね」と声をかけた。単独行はそのまま下山していった。レインウェアを着て出発した。
- 下りは最初、急だった。ブナやミズナラの雑木林だった。登山道は次第に緩くなり少し登りも混ざった。磐梯熱海との分岐点近くで単独行に追いついた。分岐点で右折して滝登山口へ向かった。やや急な幅広の登山道だった。
- 登山口の木の下で雨宿りしていたら、30mほど先の駐車場から単独行が戻ってきて車に乗っていくよう勧められた。雨も降り続き、バス停まで歩くと1時間ほどかかることも考えて、乗せてもらうことにした。この日、出会った登山者は3人だけだったので、運が良かった。
- 郡山駅の隣りの日和田駅まで乗せてもらい、予定より1時間半ほど早く帰宅することができた。感謝。