- 林道分岐点に車を置いて登り始めた。5分程で林道終点の登山口に着いた。車が1台駐車してあった。登山口のノートには3人先行して登っていることが記載されていた。
- 登山道は沢沿いに付けられていた。涼しくて歩きやすい道だった。よく整備されていた。沢にはスチール製の橋が架けられていた。二つ目の沢の上には行雲ノ滝が見えた。更に登ると本流にかかる冷涼ノ滝が見えた。登山道脇にはイチヤクソウが咲いていた。
- 第一雪渓の手前で足早の二人組が抜いていった。第一雪渓はすっかり溶けていた。二又になった沢を見上げると右側の沢上方に残雪が見えた。沢には雪解け水が流れ、水流横にはリュウキンカがたくさん咲いていた。
- 沢を離れ斜面の登りになった。エゾツツジやチングルマ、マルバシモツケが咲いていた。早くも3人組が下山してきた。環境省のユニフォームを着た若い3人組で「強風で稜線から引き返して来た」との事だった。「気をつけて」と心配そうに見送られた。
- 稜線に出たところが1737m標高点だった。強風だった。途中で抜いていった2人組が先に行っているので我々も進む事にした。風よけにレインウェアを着てストックで体を支えながら進んだ。足元のイワブクロや名残のコマクサを楽しむ余裕は無かった。
- ハイマツ帯では少し風が和らぎほっとした。強風の中、下山してきた2人とすれ違った。お互いの挨拶の声も強風でよく聞き取れなかった。
- ハイマツに囲まれたなだらかな稜線を進むと山頂に着いた。平坦な場所で強風が吹いていた。少し下がった風の少ないところで休憩して昼食のパンを食べた。霧も出ていて展望は今一歩だった。時々ニセイカウシュッペ山に連なる岩峰がうっすら見えるだけだった。
- 帰りは往路を戻った。稜線を離れる直前が一番風が強かった。稜線から少し下った風が少ないところで小休止した。
- 稜線を離れると風も少なくなり、余裕が出てきた。チングルマやマルバシモツケを楽しみながら下った。暑くなったので第一雪渓からはTシャツ1枚になった。
- 登山口のノートに下山時刻を記入して、この日の山行を終えた。登る人の少ない静かな山だった。花が多く、霧がなければ景色も良さそうなので、また来たいと思った。