- 西丹沢自然教室で登山届を提出して歩き始めた。車道を離れ、山道に入ると、沿いの道になった。すぐに斜面に取り付き、ジグザグの登りになった。ゴーラ沢出合まで1.4kmの標識で尾根を乗り越え、右下がりの斜面を横切る道になった。付近は黄葉の始まりできれいだった。
- 少し下って沢を渡ったところがゴーラ沢出合だった。10人ほど登山者が休んでいた。周囲の木々は赤く色づき始めていた。
- 小休止後、尾根を登り始めた。展望台まできれいな紅葉の登りが続いた。展望台では今にも雲に隠れそうな富士山が見えた。
- 標高1300m付近まで鎖場などの急な登りが続いた。標高1300mを過ぎると黄葉の終わったブナ林になり冬の景色になった。右からの尾根の道が合流すると木道が多くなった。霧が少し出てきた。
- 最後の緩い登り坂を登り切ると山頂に着いた。15人ほど登山者が休んでいた。ちょうどベンチが満員だったのでシートを敷いて草の上に座った。周囲の木々はすっかり葉を落としていた。霧で展望は得られなかった。
- 山頂からは急な階段の下りだった。霧が晴れて来て、ところどころで展望が得られた。熊笹ノ峰付近の笹原を過ぎ、小コウゲへの下りになると急な下りになり岩場が多くなってきた。鎖場や梯子が2本ほどあった。標高が低くなり再び黄葉がきれいになってきた。
- 紅葉のきれいな尾根を進んでいくと犬越路に着いた。ベンチが有った。予定時刻より少し遅れていたので、休まず出発した。
- 谷沿いの道を少し急ぎ足で下った。最後は木の橋で沢を左右に渡ると、用木沢出合に着いた。後は夕暮れの迫った車道をゆっくりと西丹沢自然教室に歩くだけだった。