- 今回は14人の団体だった。登山口の大円院跡に着いた後、車2台を下山口の葉山市民荘に回送してから登り始めた。最初の杉林を抜けると、細いブナの森になった。ツツドリやクロジが鳴いていた。
- 途中、姥様の像などを見ながら急坂を登って行った。足元にはギンリョウソウが多かった。三宝荒神まで来るとブナ林の緩い登りになった。霧が少し出てきた。
- 稜線の登りになり、少し下ると「100万ドルのドウダン」が有った。花はほとんど落ちていて、地面がピンクに染まっていた。
- 更に登っていくとサラサドウダンが満開になった。ウラジロヨウラクも多かった。足元にはツマトリソウがたくさん咲いていた。
- お田沼の小さな湿原を過ぎるとネマガリタケの竹やぶになった。一行のうち何人かが竹の子を採った。
- シャクナゲやウラジロヨウラクの咲く稜線を通って行くと、下りに通る葉山市民荘への「どうだん通り」の分岐が有った。分岐のすぐ先に「お花畑」の標識が有った。ここで大休止することにし、採ったばかりの竹の子で竹の子汁を作って食べた。最初、月山が見えていたが、やがてガスに覆われてしまった。
- この日はここまでとし下山することにした。「どうだん通り」のドウダンは終わっていた。やがてブナの森になった。足元にはユキザサが多かった。最後にぬかるみの沢沿いの道を下ると林道に出た。
- 林道をしばらく下ると葉山山荘に出た。時間が有ったので脇に出ている長命水でコーヒーを沸かして飲んだ。