- 車道の除雪はゴルフ練習場までだった。ゴルフ練習場の管理人に許可を得て、車を駐車した。雪が降っていた。未除雪の車道を登り始めた。
- 少し歩くと登山口に着いた。登山口でワカンを付けて山道へ入った。
- 最初の公園のようなところを登ると杉植林になった。やがて雑木林になった。動物の足跡が少し有った。岩のごろごろした岩海では、いったん木がなくなり下の平地が少し見えた。
- 岩海から少し登ると三吉山(さんきちやま)の山頂に着いた。梵鐘があった。同行の二人が鐘を撞くと意外に大きな音がした。夜の間の風が弱かったせいか、木には尖った氷の結晶がたくさん付いていて、きれいだった。
- 三吉山から葉山に向かって尾根を下ると、平坦で広い稜線の道になった。アカマツが多かった。低い木はクロモジだった。薄日が少し差してきた。
- 葉山手前の鞍部に「葉山約500m」の表示が有った。鞍部からは急な登りになった。急斜面が終わると、少し緩い登り坂になった。なかなか山頂には着かなかった。最後の登りでは木の枝が登山道にかぶり気味だった。
- 葉山山頂には小さな祠が有った。右奥の針葉樹に囲まれたところに山頂標識が有った。樹林の間から平地が少し見えた。祠の方に戻り昼食にした。半ば雪に埋もれたポストが有り、中には登頂記録を書いたノートがあった。
- 山頂から下り始める頃、霧が出てきた。鞍部の「葉山約500m」標識までは一気に下った。なだらかな稜線になると、氷の結晶で白くなった木の枝を楽しみながら歩いた。
- 三吉山では雪を避けて小屋の中に入り一休みした。中は半分土間になっていた。奥の方は隙間から雪が少し吹き込んでいた。
- 三吉山からは一気に下った。途中の脇道から不動尊に寄った。鈴が下がっていたので鳴らした。
- 登山口でワカンを外し、駐車場まで戻った。除雪作業の妨げだったようで、駐車場は我々の車の所だけ雪が残っていた。