- 大月駅前でメンバー11人が集合しバスに乗り込んだ。終点の上真木(かみまぎ)で下車して歩き始めた。車道を少し登ると歩道に入った。わずかの登りでお伊勢山に着いた。秀麗富嶽十二景の説明板があった。富士山が見えた。
- お伊勢山からの下り階段は少し雪が残り滑りやすかった。集落まで下った後、車道を少し登り返しアンテナの所から登山道に入った。
- 登山道は鹿よけネットの横に作られていた。ネットの登山道側は雑木林になっていた。ネット越しに富士山や南大菩薩縦走路の山々が見えた。雪は所々でわずかに残っていた。
- アンテナの有るピークの左隣りが650mのピークだった。一休みした。650mピークから少し登ると路岩の尾根になった。「女幕岩」との標識が有った。山頂手前のピークからの下りは急で、少し雪も残っていた。ロープを頼りに三点確保で慎重に通過した。
- 最後の一直線の急坂を登ると樹林に囲まれた山頂に着いた。葉を落とした木の間からは暖かな日が指していた。ゆっくり休んだ。ワイン、お酒で乾杯し、お汁粉を食べた。
- 下りは反対側に向かった。最初の下りは急だった。雪は無かったが少し滑りやすかった。ゆっくりと下った。少し植林を見た後、再びミズナラなどの雑木林になった。最初の鞍部には「花咲峠」との標識が有った。登り返して一度下り、再度登り返したところがサス平だった。狭い場所だった。
- サス平からの下りで斜面を横切るところが有った。ロープが付けられていた。ロープが終わると再び雑木林の尾根になった。ところどころで展望が開け正面に扇山が見えた。やがて桧植林になった。
- 次第に車両の音が大きくなってくると中央高速道の上に出た。祠が有り、少し見晴らしが良かったので一休みした。祠のところから下りわずかで高速道脇の車道に出た。あとは車道をゆっくりと大月駅へ向かった。この日は、山中では誰にも会わなかった。
- 駅前のレストランで簡単に打ち上げをした。