- 道海泣き尾根の登山口には車が1台先着していた。3人組が準備していた。曇り空だった。3人組に引き続いて出発した。今回は11人の団体だった。
- 最初はブナの森だった。ブナ以外の広葉樹の大木も多かった。ホトトギスが鳴いていた。水場を過ぎると尾根の急坂になった。
- 木の根もつかむ急坂が続いた。ロープや梯子が取り付けられていた。ブナの森だった。ところどころヤマツツジが咲いていた。3人組のうちの一人が体調を崩して休んでいた。稜線が近付くとクロベの巨木が多くなった。
- 稜線分岐で左に曲がり山頂に向かった。根回り5mを越えるクロベの巨木が有った。ウラジロヨウラクが咲いていた。名残のサラサドウダンも咲いていた。足元にはサラサドウダンの花がたくさん落ちていた。エゾハルゼミが鳴いていた。下山してくる3人組のうちの2人とすれ違った。
- 前衛峰の社峰付近からは山頂が見えた。足元にはゴゼンタチバナがたくさん咲いていた。山頂近くになるとユキザサが咲いていた。
- 山頂には他の登山者はいなかった。灌木が生えていた。会津若松方面の平地が見えた。
- 下山は、分岐点で車を回送する2名だけ道海泣き尾根を下り、残り9名は稜線をまっすぐ近洞寺尾根を下った。近洞寺尾根は急な所が少なく歩きやすかった。青空が見えてきて明るくなってきた。ブナ林の木漏れ日の中をエゾハルゼミの鳴き声を聞きながら下った。
- 最後は尾根を離れ、沢沿いの道になった。車を回送してすでに登山口に着いた2名の掛け声が下から聞こえた。
- 回送してもらった車に乗り込み、温泉に立ち寄ってから会津若松駅まで送ってもらった。