- 前日のうちに作っておいてもらったおにぎりの朝食を食べて平舘の宿を出発した。
- 集落外れにあるスキー場まで行きゲレンデを登り始めた。少し草がうるさかった。振り返ると海の向こうに下北半島が黒く見えた。ゲレンデを登り詰めると山道に入った。
- オドシ山への登りでは猿がいた。東北自然歩道になっていて木の階段が付けられていた。オドシ山は木に囲まれ展望は無かった。
- オドシ山から赤松峠までは登山道にフキの葉がかぶさっているところが多かった。露で膝から下がびしょぬれになった。途中で四つ足の小動物に出会った。赤松峠には1本のアカマツが有った。左に下る道が有った。
- 霧が出てきて丸見では展望が得られなかった。竹ノ子平の手前からブナの森になった。竹ノ子平には左に下る道が有り「さい沼4.2km」の表示が有った。キツツキの木をたたく音が聞こえていた。
- ブナの森は猿ガ森の先まで続いた。霧の中を歩き続け、しずくのため手足は濡れねずみになった。ウグイスやツツドリ、クロジなどが鳴いていた。山頂直下ではシャクナゲの木が1本あり花が満開だった。
- 山頂は霧で展望がなかった。少し風が有った。薄日が差して晴れそうだったが、なかなか晴れなかった。今別側山頂にも行ってみた。古い(昭和57年と59年の)小学校の登頂記念プレートが有った。
- 下りは往路を戻った。少し明るくなったのでシャクナゲの花が行きよりあざやかになっていた。竹ノ子平まで下ると霧がすっかり晴れた。丸見では展望が得られ、振り返ると山頂部を雲で隠した袴腰岳が見えた。だんだん天気が良くなって来ていたので、山頂部の雲が取れるまで20分待って写真を撮った。
- 暑くなってきたのでオドシ山まで下ったときに上着を脱いだ。回りの葉っぱはすっかり乾いていた。最後はスキー場の花畑を下った。海の向こうには下北半島がくっきりと見えていた。