- 雪のため新幹線が遅れ、予定より1時間遅れて山口駅に着いた。少し小雨が降っていた。天気予報を確認したら降水確率50%だった。だいぶ迷ったが、少し青空ものぞいているので、タクシーで錦鶏ノ滝の登山口に向かった。
- 駐車場でタクシーを下り、少し雪の積もった車道を歩き始めた。車道終点から少し入ると錦鶏ノ滝に出た。あずまやが有った。雪解けの雫を避けるのにちょうど良かった。休んでいると屋根にとけた雪がばさばさと当たる音がした。
- 滝から先はトレースがなかった。谷沿いの植林帯の中の道だった。植林は倒れている木が多かった。積雪は5cm-10cmだった。スパッツを付けずに歩いていたら靴の中に雪が少し入ってしまった。雪解けのしずくが雨のように降りかかるのでザックカバーを付けた。二ツ堂登山口からの道との合流点が近づくとガスが出てきた。合流してからは、しっかり踏まれた道になった。夫婦の登山者とすれ違った。
- やがて樹林帯が終わり見晴らしが良くなった。正面に見えるピークが山頂と思ったら、その向こうに本当の山頂が有った。
- 山頂には登山者が一人いた。積雪は20cmくらいだった。テーブルとベンチが有った。風が少しあって寒かった。ガスの切れ目から西鳳翩山が見えた。
- 帰りは途中まで往路を通り、分岐からは二ツ堂登山口へと下山した。下りでも二人とすれ違った。登山口付近では、登山道の雪はすっかりとけていた。登山口から車道を歩いた。上天花(かみてんげ)集落に出たところに公衆電話があったのでタクシーを呼んだ。