- 強風でビニールが電線にかかったとの事で、電車は20分遅れて上総一ノ宮駅に着いた。電車を下り、玉前(たまさき)神社にお参りした。正月で混雑していて、お参りの列ができていた。お参り後、門前の和菓子屋で 「ずんだ」の入った古代餅を買った。
- 田んぼを見ながら農村地帯を歩いて行った。歩き始めは風が強かった。ジャケット代わりにレインウェアを着、ウールの帽子をかぶった。ところどころに水仙が咲いていた。幸い歩くにつれて風は弱まっていった。
- 素掘りのトンネルを抜け、更に歩いて行くと関東ふれあいの道に出た。関東ふれあいの道をしばらく進むと「憩いの森」に着いた。休憩所とトイレが有った。休憩所の中で昼食休憩にした。購入した古代餅も食べた。昼食後、少し先へ坂を進んだ所にある池に行ってみた。きれいな池だった。水仙が咲いていた。日の光が池の水に反射してまぶしかった。
- 「憩いの森」から少し戻り、やって来た道を見送って更に進むと、洞庭(どうてい)湖に着いた。静かな湖だった。
- 洞庭湖の脇を通り、坂を登って洞庭湖とゴルフ場との間の尾根に出た。ほとんど車の通らない車道だった。木の間からは海が見えた。
- 尾根が下りになり人家が現れてくると、軍茶利山の登り口に着いた。「軍茶利山東浪見寺」と書かれた石柱が建ち、脇には水仙が咲いていた。石柱横から急な石の階段を登って行った。
- 仁王門を通り、階段を更に登ると東浪見寺の境内に着いた。お参り後、境内脇の踏み跡を登った。一登りで「愛宕大権現」と書かれた祠の建つ山頂に着いた。樹林に囲まれて展望は無かった。
- 石柱の建つ登り口まで戻り、住宅地を東浪見駅へ向かった。梅が少し咲いていた。手入れの行き届いた垣根の家が多かった。
- 東浪見駅で電車の時刻を確認した後、東浪見海岸まで足を延ばした。東浪見海岸では夕日に波が白く輝いていた。サーファーが7-8人いて、時々立ち上がって華麗な波乗りを披露していた。
- しばらく海を眺めた後、引き返す頃には日は西の空に沈んでいた。山のシルエットを見ながら駅へ向かった。