- 前日のポリュックス登山でだいぶ消耗したので、ツェルマット近郊の湖めぐりハイキングをする事にした。
- ゴルナグラードに行く登山電車を途中のリッフェルアルプで下車し、平坦な道を歩き始めた。後ろにはマッターホルンが見えた。道ばたにはイワギキョウのような花が咲いていた。
- 正面にリムプフィッシュホルンを見ながら小道を登っていくと一面に黄色い野菊の咲く広場に出た。更に進むと最初の湖、グリュンゼーに着いた。湖の周りには7-8人ハイカーがいた。日差しが強くて、泳いでいる人もいた。
- 氷河跡の荒々しい谷間をぐるりと回って反対側まで行くと今度はグリンジゼー(Grindjisee)に着いた。小さな湖だった。最初のグリュンゼーより人が多く、木陰などで20-30人ハイカーが休んでいた。湖のほとりで休んでいると、対岸を人が通過するたびに大きなな岩の陰に寄って写真を撮っていた。同行のO氏と「何か咲いているに違いない」と指差しながら話をしていたら、写真を撮った人が身振りで「ばっちり」と合図をしてくれた。そこで出発時に対岸を通ってみることにした。ちょうど見頃のエーデルワイスが咲いていた。
- グリンジゼーからライゼーにかけての斜面には、いろいろな花がたくさん咲いていた。すれ違うハイカーも多かった。
- 最後の湖はライゼーだった。更に人が多く、50人ほど休んでいる人がいた。水着になって泳いでいる人も10人近くいて、中には犬と一緒に泳いでいる人もいた。海水浴場のような雰囲気だった。
- ライゼーから少し登るとスネガに着いた。レストランでマッターホルンを見ながらビールを飲んだ。すっかりくつろいだ後、ケーブルカーでツェルマットに戻った。