- 坂城駅から坂城神社までは、格子戸の付いた古い家並みが多かった。桜が咲き始めていた。坂城神社からしばらく林道を登ると、やがて山道になった。アカマツが多かった。
- 山道が尾根に出たところからは千曲川の見晴らしが良かった。アカマツの尾根を登っていくと葛尾城跡に着いた。あずまやが有った。五里ヶ峯山頂方面に続く尾根が見えた。振り返ると千曲川の向こうに冠着山が尖って見えた。
- 葛尾城跡からの下りには少し木の階段が有った。しっかりした手すりが付いていた。鞍部には林道が登ってきていた。鞍部から五里ヶ峯山頂まではアカマツの多い尾根を登っていった。ところどころにアブラチャンが黄色い花を咲かせていた。
- 山頂は芝生状の草に覆われていた。誰もいなかった。千曲川の眺めが良かった。シートを敷いてワインで乾杯した。登山者が一人登ってきたが、すぐに下山していってしまった。暖かい山頂で時のたつのも忘れ、のんびりと過ごした。
- 下りは山頂から少し右手に進んで林道に出た。林道沿いにはアカマツの木が多かった。ところどころにタラノキが有った。キブシが咲き、フキノトウがあちこちで出ていた。鏡台山との鞍部まで下ると林道のゲートが有った。鞍部には鏡台山に登っていると思われる登山者の車が数台停まっていた。
- 鞍部からは舗装された車道を下った。アブラチャンやキブシがあちこちに咲いていた。平地まで下ったところがあんずの里で、あんずの花が満開だった。観光客も大勢いた。あんずの花の季節だけ運行されるシャトルバスに乗って屋代駅に出た。