- 伊予土居駅からタクシーでも良かったが、天気も良いので歩くことにした。林道に入り、やがて未舗装になると標高280m地点に林道の分岐が有った。分岐の少し先で林道は路肩がくずれ通行止めになっていた。看板には8月末まで工事中と書かれていた。人が一人だけ通れる通路を通過し、再び林道を登って行った。
- 中ノ川登山口には、4km先にも登山口が有るとの標識が有った。これ以上林道を歩きたくなかったので山道に入った。
- 杉植林の中の道で、あまり歩かれていないらしく、山道には杉の小枝がたくさん落ちていた。標高900m地点で前回は無かった林道の終点に出た。林道の法面から再び尾根伝いの山道に入った。少し登ると林道から登って来た山道が合流した。
- 合流点から少し登ると敬天の滝展望所に出た。ミツバツツジが咲いていた。展望所から一登りで水場に着いた。新緑にはまだ早く、寒々とした場所だった。沢を渡った上側に平らな場所が有り、テントを張った。
- 二日目、まだ暗いうちに出発した。5分ほど進むと小沢が有り、こちらにもテントが張れそうだった。峨倉越まで桧の植林帯を登って行った。
- 峨倉越からは岩混じりの尾根の登りになった。アケボノツツジはほとんどつぼみだった。梯子の登りが有った。鯛の頭を過ぎると桧が多くなってきた。
- 二ツ岳山頂は樹林に囲まれていた。三角点の奥に進むと岩の上に出て南側の展望が開けた。
- 二ツ岳からは岩を縫うように道が付けられていた。次の1670m峰への最後の登りはロープが付けられていて三点確保で登った。エビラ山にかけて、細かい登り下りがあり時間がかかった。エビラ山への登りは幅広の尾根で単調だった。
- エビラ山を過ぎると再び岩が多くなった。下り途中でストックの先端を岩にひっかけてしまい、輪っかと滑り止めがどこかへ行ってしまった。15分探したがついに見つからなかった。
- 黒岳への登りは笹薮が多かった。黒岳の山頂は展望が良かった。
- 権現山にかけて笹薮が続き、足を進めるのに抵抗を感じながら歩いた。権現山を越えると薮から解放され歩きやすくなった。目指す東赤石山が間近に見えた。