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2001年7月20-21日
- 初日は岡を超えてアレッチ氷河が見えるところまで行った。氷河の上の山は雲の中だった。
- 二日目は快晴だった。マッターホルン、ワイスホルンを見ながら出発した。途中で霧が出てきた。霧の中をEggishorn へのロープウェイが出る Fiescheralp に着いた。ロープウェイには乗らずそのまま登り続けた。
- 中腹のTalligrat分岐付近で50歳位のドイツ人夫婦に追いついた。放牧の牛と一緒に写真を撮ってもらった。あまり牛に近づきすぎて服をなめられてしまった。意外にざらざらした感じの舌だった。霧はすっかり晴れて良い天気になった。山頂駅が近づくと上から下りてくる人とすれ違うようになった。
- ロープウェイ山頂付近には少し雪が残っていた。岩の登山道を登っていくと山頂に着いた。登山者は20人位だった。山頂からは360度の展望だった。アレッチ氷河が雄大だった。反対側には遠くヴァリスの山々が白く見えた。ワイスホルンに比べマッターホルンは細くて貧相に見えた。
- 下りはロープウェイを使った。ロープウェイ駅からはBettmeralp までのんびりと歩いた。黄色のキク科の花が咲き乱れ、遠くにはヴァリスの高峰が白く輝き、絵のように美しかった。
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2006年7月30-8月1日
- 前日のナーデルホルン登山の疲れと風邪のため、観光に切り替えアレッチ氷河を見にBettmeralpへ行くことにした。ブリーグでは、我々のピッケルを見たアベックに「ツェルマットだったら反対側の列車だ」と言われた。
- Bettmeralpのホテルに荷物を置いて、付近を散策した。すぐそばの池(ベットマーゼー)では一周のマラソン大会が開かれていてにぎやかだった。アレッチ氷河の見えるMoosflueまで登ってホテルに戻った。
- 翌日は、Eggishornまでロープウェイで登り、Bettmarhornまで縦走した。ワイヤやボルトが有って、穂高の稜線と変わらぬ厳しさだった。夕立に会い、Bettmarhorn直下のゴンドラ駅でコーヒーを飲みながら雨宿りした。雨がやんでから Bettmeralp にゆっくり歩いて戻った。
- 最終日は朝から雨だった。午前中から雨だったのは今回初めてだった。旅行中、天候には恵まれたことを感謝した。