- タクシーは、土砂降りの雨の中、月見ガ丘の駐車場に着いた。翌日の予約をしてタクシーを下りた。しばらく進むとテントが数張り張られたキャンプ場に着いた。バーベキューをしているグループの隣りにテントを張った。
- 暗くなると、にぎやかだった他のテントは帰り支度をし始めた。キャンプ場で夜を明かすテントは他には無かった。
- 雨は朝7時半頃まで降り続いた。天気予報では回復傾向だった。ぎりぎりまで出発を遅らせ、雨上がりのガスの中を出発した。
- 途中の休憩所ではガスのため展望はなかった。両国牧場の手前から草原になった。風が強く、しゃがんで休んだ。大池は黄葉がきれいだった。少し薄日が差し、青空がのぞいたが、またガスにおおわれてしまった。
- 灌木の間の緩い坂を登り、最後は草原を少し登ると東西に広い山頂に着いた。西端に山頂標識があった。芝生状で気持ちが良かった。笹の草原の上をガスが流れていった。
- 山頂を後にして両国牧場へ向かった。途中の小ピークは地形図で見ると山頂より高かった。左側に木や岩でできた柵の残骸があった。天気が悪いのに、登山者のすれ違いが多かった。
- 岩樋山でもガスは晴れなかった。パラボラアンテナが設置されていた。
- 月見ガ丘までの下りは行きより明るくなってきたので気分が良かった。子供連れなど、登山者とのすれ違いが多かった。
- テントを撤収し、12時の待ち合わせ時間より少し早く着いていたタクシーに乗り込んで月見ガ岡を後にした。