- 前日は大源太キャニオンのキャンプ場に宿泊した。今回は10人の団体だった。10人用の常設テントを借りた。
- 翌朝、3台の車に分乗して林道終点の登山口まで行った。駐車場の空きスペースに車を駐車し、20mほど戻った登山口から登山道に入った。
- 最初の植林帯がすぐに終わると、落葉樹の森になった。黄葉がきれいだった。沢沿いの道だった。右岸から左岸に飛び石伝いに渡るとすぐに蓬峠への分岐が有った。分岐を見送り、そのまま沢沿いに進むと、小沢を渡ったところに梯子の登りが有った。
- やがてロープの張られた徒渉点に着いた。ロープにつかまりながら対岸の右岸に渡った。右岸は広場になっていたので一休みした。
- 徒渉点からは少し支流の沢沿いに登った後、尾根の急登になった。ブナの黄葉がきれいだった。標高1090m付近の休憩したところあたりからは日なたに出てきた。葉に光が当たり、黄葉が鮮やかだった。黄葉した木の間から大源太山が美しく見えた。
- やがて笹原が多くなり、眺めの良い稜線に出た。暑くなってきたので、上はシャツ1枚になって登った。ところどころに岩場があり、鎖が取り付けられている箇所も有った。
- 岩場を登っていくと、やがて山頂に着いた。風が少しあった。展望が良かった。他の登山者も10人ほどいた。ほとんどが七ツ小屋山方面に縦走して行った。一人七ツ小屋山へ縦走するT氏を見送った。
- 帰りは往路を下った。岩場はゆっくり下った。次々と登山者とすれ違った。樹林帯では行きより日が高くなり、いっそう黄葉がきれいになった。急坂の途中で若いイタリア人女性二人組とすれ違った。見晴らしの良いところまでどれくらいか聞かれた。「200mくらいの登りで40分くらいだ」と答えた。ゆっくり歩いたので、徒渉点付近では、山頂付近ですれ違った登山者が下りてきて次々に抜かしていった。
- 登山口では、車が増えていて、だいぶ下の方まで路肩に駐車してあった。2台の車で大源太キャニオンに戻る途中、先ほどのイタリア人女性二人を抜かした。乗せてあげたかったが満席なので手を振って挨拶だけした。