- 千歳山稲荷神社の登山口を登り始めた時は本降りの雪だった。最初は階段の登りだった。たくさんの鳥居の下を登っていった。稲荷神社を過ぎると山道になった。アカマツが多かった。天気が悪いにもかかわらず登る人が多かった。雪はしっかり踏みつけられていた。歩くたびにキュッキュッと音がした。善光寺岩の所は晴れていれば展望が開けるそうだが、あいにく雪で展望は得られなかった。
- 最後に勾配がゆるくなってきて展望台が見えてくると山頂に着いた。展望台に上がって見下ろしているうちにタイミングよく青空が広がりだした。山形の市街地が明るく見えた。
- 展望台の少し先の最高地点を過ぎ、反対側に進んで行くと踏み跡がはっきりしなくなってきた。雑木林の尾根だった。少し下った後、537m峰(護摩山)への登りになった。風が強く冷たかった。手が痛くなってきた。尾根の登りは足跡がかすかに残る程度だった。
- 冷たい風に耐えながら、ようやく537m峰に着いた。風が少なく、やっと落ち着くことができた。
- 小休止後ワカンをつけて北東側の稜線へ進んだ。小鞍部まではしっかりした足跡が有った。小鞍部からは北側の植林帯へ入った。浅い谷だった。雪がふかふかでワカンをつけても20cmくらい沈み、気持ちの良い下りだった。
- 水道タンクの脇を通って市街地へ下山した。天気はすっかり回復し青空が広がっていた。道路も乾いていた。稲荷神社の登山口へ戻る途中で食堂に寄り腹ごしらえをした。