- バス終点の島田市民病院から歩き始めた。登山口の尾川集落へは、更にコミュニティバスが走っていたので事前に調べていたら使えたかも知れなかった。尾川集落では登山口の丁仏参道入口を見落としてしまい、5分ほど先まで行ってから引き返した。登山口はちょうどコミュニティバスの尾川バス停の所だった。
- 丁仏参道は、しっかりした山道だった。1丁目ごとに石仏があった。間隔はそろっておらず、短かったり長かったりしていた。照葉樹林と植林とで暗い感じの所が多かった。九丁目付近に茶畑が有り、少し道をそれて茶畑の中にはいると眺めが良かった。二十丁目付近にも茶畑が有った。亀石から智満寺までは車道歩きだった。
- 智満寺の境内を通り、杉の森をしばらく登ると山頂に着いた。杉に囲まれ暗かった。展望はなかった。すぐ下に奥ノ院が有り、ベンチがあったので座って休んだ。奥ノ院の近くには杉の大木が有り、「大杉」との標識が着いていた。更にその奥には「だるま杉」と名の付いた杉が有った。
- 一休みした後、奥ノ院左手の道を入り下山し始めた。すぐに「かみなり杉」「つねたね杉」と名の付いた大木が有った。やがて分岐があり、少し進むと展望台が有った。海が見えた。海の向こうには伊豆半島が見えた。
- ペンションどうだんの脇を通り、しばらく進むと、どうだん原に着いた。紅葉がちょうど見頃だった。アカマツも多かった。どうだん原からは照葉樹林の中に黄葉している木の混ざる雑木林だった。小さな上り下りを繰り返しながら歩いていくと柏原に着いた。運動場ほどの広さもある芝生状の草原で、昼寝をしたい雰囲気だった。草原脇のツツジの紅葉がきれいだった。
- 柏原からは急な坂を下り、工事中の送電鉄塔脇を通って大井川沿いの車道に出た。車道を数分歩くと北中学校のバス停が有った。