- 比良駅からのバスは超満員になり、2台に増発された。終点の比良リフト前から長いリフトとロープウェイを乗り継いで北比良峠に着いた。登山道は凍結していたのでアイゼンを着けた。ピッケルを持っていったがストックの人がほとんどだった。
- 八雲ヶ原は両側がスキー場になっていて明るい雰囲気だった。西側のゲレンデは雪が少なくなったせいかリフトは停止していた。東側のリフトは動いていたが、ゲレンデは閑散としていた。西側ゲレンデを少し登った後、山道に入った。積雪は50-60cm位だった。
- イブルキのコバで小さな橋を渡った。ここからは今までとは違って、やや急な坂になった。先行の20人くらいの団体に追いついた。
- コヤマノ岳との合流点の少し手前で小休止した。あたりは雪の緩い斜面の灌木帯だった。静かで雰囲気が良かった。
- コヤマノ岳との合流点から待望の武奈ヶ岳が見えた。山頂に大勢登山者がいるのが見えた。山頂までの登りでスキーを持った人とすれ違った。
- 山頂は20-30人の登山者がいた。風下側の東側斜面に座って休んだ。やや寒いせいか短時間で出発する人が多く、出発頃には7-8人になっていた。
- 山頂からは西南稜を歩いた。展望が良く気分の良い尾根だった。数パーティとすれ違った。ワサビ峠からは通る人がやや少ないらしく、トレースが少なくなった。御殿山で最後の展望を楽しんだ。
- 下るに従い雪が減り、木も高くなって行った。沢を過ぎたところでアイゼンを外した。
- 坊村でバスを待つ間、バス停横の喫茶店でビールを飲んで祝杯を上げた。