- 予定ではドムに登るつもりが、小屋が満員で予約できなかったため、急遽予定を変更。シュトラールホルンに登ることにした。ツェルマットでシュトラールホルンの登山基地となるブリタニアヒュッテを予約してからザースフェーまで移動した。
- ザースフェーの案内所で下山後に泊まるホテルを予約。ホテルで山登りには不要な荷物を預けさせてもらった。まだ昼前だったので、ゆっくりザースフェーのレストランで昼食をとってから出発した。
- ゴンドラでフェルスキンまで登ると、にわかに雨が降り出し、雷鳴も遠くから聞こえて来た。フェルスキンのレストランで1時間ほど待った。晴れそうもないので、結局、雨具を着てブリタニアヒュッテへ出発した。途中は氷河が融けたような地形で、滑りやすくて手間取った。服は雨ですっかり湿ってしまった。
- ブリタニアヒュッテの1階は着替えをする人で混雑していた。不覚にも着替えをホテルに置いて来てしまって持参していなかったため、やむなく着たまま乾燥させた。夕刻には雨はやんで、シュトラールホルンなどがきれいに見えてきた。この小屋はどちらかというと年配の人や子供をつれたグループが多かった。それだけやさしい山(岩場のない山)なのだろうと思った。濡れた服を着続けたためか、のどが痛くなり、風邪をこじらせてしまった。こうなると夕食時のビールもちっともうまくなかった。
- 翌朝、3:30にみんなと一緒に起床。朝食は食べたが、鼻づまり、のどの痛みで、とても山登りする気力が出なかった。シュトラールホルンは中止とした。明るくなってから、ゆっくりフェルスキンに戻り、ゴンドラでザースフェーに下山した。ホテルでは部屋が片づくまでロビーのソファーで寝かせてもらった。部屋の掃除が終わった11時に部屋に入れてもらい夕方まで寝続けた。