- 新松田駅からのバスは臨時便が増発されていた。満席になるとすぐに出発した。
- 終点の西丹沢自然教室では、この日がちょうど山開きだった。駐車場には消防車が停まり、広場には神主さんや巫女さんがいた。橋を渡り、畦ヶ丸に向かって一歩登り始めると、とたんに静かになった。
- 堰堤の脇を通り、木の橋を何度か渡ると、権現山との分岐に着いた。ベンチが有った。少し登ると下棚の滝への分岐があった。5分足らず登ると滝に着いた。羽衣のような感じの水量のあまり多くない滝だった。
- 分岐に戻り、再び沢沿いに登っていくと、今度は本棚の滝への分岐に着いた。ミソサザイのしきりに鳴く道を5分ほど登ると滝に着いた。こちらの方が水量が多く迫力があった。
- ところどころヤマツツジの咲く樹林帯を登っていくと善六のタワに着いた。タワからは権現山が見えた。
- 善六のタワからの尾根道はブナ林の登りだった。シロヤシオは咲き終わったらしく、あちこちに白い花びらが落ちていた。ジューイチなどの鳥の鳴き声を聞きながら登っていった。
- 山頂は樹林に囲まれていた。5-6人の登山者が休んでいた。ブナの木の根元に腰掛け、昼食を食べた。
- 山頂からの下りではミツバツツジがところどころ咲いていた。
- 尾根歩きは大滝峠上で終わり、やがて沢沿いの道になった。一軒屋避難小屋には沢登りの若者2人が用具を乾かしながら休んでいた。避難小屋からの下りではヤマツツジが咲いていた。
- 帰りのバスも2台に増発されていて、座ることができた。