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2010年2月28日
- 本降りの雨の中を傘をさして有東木(うとぎ)の集落を出発した。登山口のある葵高原に着いた時も雨は降り続いていた。あきらめて下山することにした。
- 有東木に戻ったときは雨がやんできた。さらに渡本(どもと)まで下山すると青空も見えてきた。あきらめるのが早すぎたようだった。
- 渡本からバスで静岡に戻ると津波警報で在来線はストップ。やむなく新幹線で三島に戻った。ついていない一日だった。
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1999年3月14日
- 2週間前に雨のため途中で引き返した雪辱で再挑戦する事にした。今回は曇り空だった。前回とは違いバスは20人以上の乗客で混雑していた。
- 渡本から有東木までは、わさび田と茶畑を見ながらの登りだった。2週間前にはたくさん咲いていた梅は、だいぶ少なくなっていた。有東木の先で登山者の車が停まってくれて登山口の葵高原まで乗せてくれた。歩く時間を50分節約できた。
- 葵高原から車道を少し進み山道に入った。山頂まで番号の標識が付けられていた。標高1100m付近から雪が出てきた。5番標識でいったん林道に出た後、6番標識から再び山道に入った。
- 地蔵峠手前は山腹北側を巻く道で雪が15cmくらい積もっていた。少し靴に雪が入ったのでスパッツを付けた。地蔵峠は少し風が強かった。
- 地蔵峠から仏谷山を越えて細嶋峠まではブナが多かった。山頂から戻って来る合計10人の登山者とすれ違った。山頂手前の尾根が屈曲しているところからは笹原が増えてきた。
- 山頂付近は5-10cmの積雪だった。山頂は笹原に囲まれていた。登山者は誰もいなかった。雪が融けて少し芝生状の草が見えていた。360度の展望だった。富士山は雲の中だった。
- 下山は反対側の南東側の大平へ向かった。雪が降って以降誰も歩いた形跡がなかった。1518m峰までは笹が少しかぶり気味だった。ズボンにかぎ裂きを作ってしまった。1518m峰からの下り始めも少し笹がかぶっていた。やがてしっかりした山道になった。1162m三角点付近は桧の植林帯だった。少し分かりにくく、磁石で方角を確認しながら下山した。林道に出てすぐのところで崖の上にカモシカがいた。