PC日誌その8:
命名


 @のPCは、ノートが「メーデー」、デスクトップが「@−1」であることはすでに何度か当ホームページ内で御紹介したとおりである。オンナの名前を付けて可愛がるというシュミの輩(ってヲイヲイ(^-^;))では決してナイが、ペットとして飼っている可愛い犬や猫のような感覚だと思っていただければ結構。今では、使い込んでやれば、ちゃんと応えてくれる健気な奴に育っている(´ー`)。
 そもそも名付けてやろうと思ったきっかけは、大学時代の2つのエピソードに遡る。
 1つ目は、卒論を書いていた頃、研究の参考データを調達するために、TK大学の大学院の研究室を訪問したときのエピソードだ。TK大の大学院は、遥か横浜の奥地・東急線の果て(長津田だったっけ??)にあった。駅を降り、丘陵地帯をえっちらおっちら歩いていくと、鉄筋コンクリの味気ない建物群がならんでいた。建物の中も、理系特有の「殺風景ながらもナニ(=学生と研究者)かが棲んで(=住み込んで生活して)いる」という息吹が感じられた(笑)。うん、悪くはナイ(^-^;)。
 そして、実験を行っている研究室へ通されると、そこには各種測定危機に繋がれたPC9801があった。しかも、かなり新しい型だ(当時)。いいなあ、パソコン。と、目を凝らすと、なにやらタグシールみたいなものが貼付してある。
”命名:Margaret”
 と、でかく書いてあった。
「ま、まーがれっとちゃん……なんですか(^-^;)??」
「ええ、そうなんです
 彼らは、このパソコンを頼りにし、非常に可愛がっているらしい。イイ話だ。
 次に、2つ目のエピソード。やはり大学時代、物理専攻の友人がポケコンを買った。早速、何やらプログラムを組み入れて、いろいろな技(?)を披露してくれた。その中でも傑作だったのが”ポケコンの自己紹介”である。液晶(だったっけか?)窓に可愛いチューリップの絵と「ワタシノナマエハチエコ...」と表示し、それでは歌います、とチューリップの歌だか何だったかを奏でるのである。これはとってもカワイイ。
 チエコは「知恵子」で、賢いからというのが理由だそう。いいな。好きだな、こういうシチュエーション(´ー`)。
 ってな訳で、ワタシもパソコンを買ったら、絶対名付けて可愛がってやろうと決めたのだった。さすがに、起動時に自己紹介はしませんけどね(^-^;)。

 そこで私は、新規にパソコンを購入する人々にも命名を勧めている。大抵の人は、「キャンビーちゃん(NECのCanBeだから)」、「ラヴィ(NECのLaVieだから)」,「アキアちゃん(AKIA製だから)」と呼んで可愛がる&自慢するのだが、ソレではいまひとつ芸が足りない(ToT)。
 そんな状態の中で、久々のヒット(笑)。後輩のHY嬢が遂にノートPCを買った富士通FMVビブロ。早速、命名せよとアドバイスをしたところ、「スーパーヘラクレスと名付けましたぁ〜」との報が……(^-^;)。理由は、「強そうな名前が良かったんですぅ〜」ということだからだそうだ。
「略して、”スーヘラ”だね( ̄ー ̄)」
っと私が言ったところ、
「なんだかソレじゃ、ちっとも強そうぢゃないです(ToT)〜。何でもかんでも略さないで下さい(ToT)〜」
と、叱られた(^-^;)。
 やはり、略称も強くないとダメかい?(笑)>HY嬢