さよなら103系


 平成14年3月13日、青梅・五日市線の主力車両を勤めてきた103系という車両が遂に、すべて引き上げられることになり、お別れ運転のイベントが行われました。
 この電車は、それまでカリン糖色(焦げ茶)だった車両に代わって導入された”オレンジ色の憎いヤツ(死語(^-^;))”でした。導入されたのは、ちょうど@が小学校に入る直前。学校近くの鉄橋を走る姿にクラスの皆で手を振り、遠足には楽しくこの電車に乗り、@の子供心にカッコ良く印象を刻みつけた車両でやんす。その後も、電車通学になった中学校以降、南武線も併せてずっとお世話になってきた思い出多き電車です。
 後継は同色の201系(顔が黒いヤツね。初の省エネ車両として有名)なので、素人目には大きな変化もないため、ひっそりとした引退でした。
←103系の御尊顔
 山手線のお古だそうな。
 横一文字に銀線が入ってますが、もっと昔の車両はコレが無く、運転席の窓も大きかったような気がするのですが……?



反対側のヘッドマークと
綺麗なおねいさん(´ー`)→

 イベント嬢と思われる(^^)。ソレ系のカメラ小僧共が一生懸命写真に収めてました(笑)。
←おねいさんこっち向き(^^)


車両内部(天井)→
 扇風機がポイント。冷房機が無く扇風機だけだった頃、@は、夏場のラッシュ時、いかにしてこの下にポジションを確保するかに命懸けて通学してました(笑)。
←103系横
 横から見た201系との違いは、窓と、戸袋&扉の窓の縦の長さが同じところです(201系は戸袋&扉の窓が小さいのね)。


車両内部→
 内部も、手すりとか冷房機の付きかたとか、いろいろ違ってます。
 昔は電車に冷房なんか無かったから、冷房機は後付けなのね(^-^;)。今思うと、冷房無し車両だなんてよくそんなモノにのっていたな〜と、感動すら覚えますな(^-^;)。
←奥多摩の車窓風景
 多摩川べりの崖っぷちを走る青梅線(結構怖い(^-^;))。


四季彩号とすれ違い→
 201系を改造した、どこぞの駅弁みたいな名前のパノラマ車両。四季を彩ったすごいセンスの車両っす(^-^;)。
←記念切符と乗車証明書
 JR、いい仕事(商売(笑))してますな(^-^;)。
 鉄道ヲタの方々のみならず、山登りの帰路に突然やってきたイベント車両に喜んだ中高年登山の皆様方もこぞってお買い求めになっていたようです(^^)。特に、カメラを持った登山客の皆様方は、「あら珍しい!」を連発して、イベント車両や沿線に群がる”撮る鉄”の方々を珍しそうに写真に収めていました(笑)。