読んだ!?★2
星界の紋章


 なんだか最近”再び”話題となっております「星界の紋章」でございます(^^;)。元来、SF者の@にとっては、もう既に読んでおいていい筈の作品なんですが……
 なにはともあれ、本屋の店頭で、手にとってどこでもいいからページを開いてみて下さい。……ルビ、ルビ、ルビのオンパレード(^-^;)。 いやはや、作家・久美沙織の小説指南本”新人賞の獲り方教えます”作中で「商業作品として成功できるルビ量の限界」と言わしめただけあります(笑)。当初は、開いただけで諦めましたよ(^-^;)。
 で、なんでまた今頃になって読みだしたのかというと、WOWWOWでアニメ化するってことで、解説本が出たからであります(^-^;)<安易。
 SFスペースオペラっていうのかな?これは。……ただし、よーく作品のテーマを考察すると、実は冒険青春モノであるようです(^^)。(この辺の「スペースオペラ」を用いた手法は、”実は戦記モノ”であるという「銀河英雄伝説」にも通じるものがあるようですな(^-^;)。<最近の流行りなのか?
 作品自体は、筋と展開が魅力的でたいへん面白いです(^^)。あんまり書くとネタばらしになりそうなので、敢えて多くは語らないことにします(^-^;)。物語背景もしっかり立てられ、帝国の貴族制度や、美形でしかも宇宙では優れた能力を発揮するのアーヴ人の設定など、その手のツボも抜かり無く押さえております(^-^;)。
l ただ、ちょいと懸念するとすれば作品終盤から次作の「星界の戦旗」にかけて、耽美な登場人物の方々が増えてきて、話が分かりにくくなりかけてる気がすることですな(-_-;)。麗しくパワフルな登場人物は、話を面白くさせると同時に、話の筋を冗長化させることも多い両刃の剣ですからのう(-。-)。。。。。

↑我流ラフィール(^^;)↑
何も考証してないっす(-_-;)
文句は言いっこなしね。