参照サイト様
http://www.angel-sphere.com/index.htm
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萌えは1日にして成らず

前回のタイトルと著しく矛盾しているようですが、まあそういうことはままあります(おぃ
というわけで、そんなような話を一つ。

古くから伝わる萌え要素として、「羽」があります。
羽と聞くと、天使を連想する方が多いと思われますが、そもそも天使が有翼である事を明記している文献はあまり
多くなく、絵画においては当初、羽を描いていなかったそうです。
一方、有翼人(神)としてよく知られているものに、ギリシャ神話、はたまたスポーツメーカー「ナイキ」で有名な、
勝利の女神ニケがおります。(ナイキのマークはニケの片翼を横倒しにしたもの)
このニケの姿が、5世紀を過ぎる頃、神学上での天使に対する興味が失われ、やがて自由な発想で天使を描きだ
す画家達にインスピレーションを与えることになります。
そして、やがて天使は翼のみならず、明記されていたはずの文献上の設定までも変えられ、その姿を変貌させて
いくことになるのです。
本来は両性具有で男性っぽい姿、であるはずの天使が、女性や子どもに変わっていったのでした。

女性や子どもに変わった、というのは重要なファクターであるように思えます。
それはまさに、我々が萌え絵として天使っ娘もしくは羽のある何か、を描く行為そのものの始原であったのでは
ないでしょうか。
画家達の、「自由な発想」というのは、まさに「自由な萌え」と言いかえることができるのだと思います。

・・・芸術と萌えを一緒にするな?


まあまあ、そういうことはままあります(ねえよ

ヲトコを・・・
描いてしまったっぽい(つД`)

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2004/12/24