肖像権について個人的な見解

肖像権についての話題が掲示板で出ました。このホームページの性格がスナップを主体に作られていることからも、私も常日頃、肖像権に関しては気にかけていました。いい機会ですので、肖像権やネットでのプライバシーの保護について私なりの考えを述べさせていただきます。


ちなみに肖像権とは、「個人(被写体)は自分の写真や似顔絵などを無断で掲載されたり、自分の知らないところで勝手に使われないようにする権利を持っている。」といったことを意味します。
現在はネットワークの成長によって個人のプライバシーや音楽や書物などの著作権、芸能人やスポーツ選手などの肖像権が侵害されやすくなっています。音楽関係でいえば音楽CDの違法コピー、肖像権でいえば芸能人の写真が無断でネットに公開されたり、通称アイコラといわれる合成写真などが平然とまかり通って社会問題になっています。これらの問題は新聞やテレビなどでもよく話題になりますので知っている方もいるかと思います。
ですが肖像権は何も芸能人やスポーツ選手、政治家だけが持っているものではありません。私たち一般人も有している立派な権利です。ですが、どのあたりまでが当てはまるのかといった明確な基準が法律では定まっていませんし、罰則とかも定まっていないようです。そこのあたりがあいまいな為、無意識の中で他人の肖像権を侵害しているといったことが良くあります。オークションなどで写真集の表紙を写して出品するといったことも肖像権の侵害に当たります。私のホームページでの写真も当てはまるのかもしれません。


そもそも写真といわれるものへの捉え方が人それぞれ違います。カメラを向ければ笑ってピースサインを出してくれる人や笑顔を送ってくれる人がいるかと思えば、目をそらせたり不快感を示す方もいます。私は経験ありませんが、カメラを取り上げられフィルムを取られてしまった人もいるそうです。
私が撮っているスナップと言われる写真は街の1コマや人間模様を切り取っていくジャンルでありそれがテーマみたいなところがあります。必然的に人間が写りこんできます。それが駄目だといわれると何も撮れなくなってしまいます。それでは困ってしまいます。ですが、反対に撮られた人たちはどう思うのでしょうか?自分の写真が勝手に使われて不快感を示すかもしれません。やはり撮る側もそういった被写体になった人への気遣いも必要です。
こういったことを防ぐためにできるだけ撮影をするときは、許可をもらうようにはしていますが、ホームページに乗せることまでは聞いていませんし、いちいち聞くのも大袈裟かなとも思ったりします。ましてや祭りの写真などでは不特定多数の人たちが写ってしまいます。それらの人たち1人1人に聞いて回るのは大変ですし無理があります。今回の掲示板での話題をきっかけに肖像権に関していろいろ調べたりして自分なりに基準を作ってこれから写真を公開していかないといけないかなと考えています。


まず基本的に個人が把握できる写真は今後掲載をするのを控えます。(03年7月6日現在までに掲載していて個人を把握できる恐れがあるものは削除いたしました。)肖像権うんぬんより被写体になった人への安全への配慮からです。顔が写る事によって犯罪などへ使われたりストーカーなどの問題も懸念されます。後姿や顔が帽子や木などに隠れていたり、ボケていたり小さくて顔がはっきり写っていない場合などに限って掲載したいと思います。また、ホームページでの掲載の許可を得たものに関しては掲載します。


個人的な私のテーマのための撮影は続けて行くつもりです。スナップ写真は奥が深く長く撮れば撮るほど面白いですし時の流れが写真に味わいや重みを与えてくれます。何気ないスナップ写真が何年か後にみると、新たな発見や懐かしさや時代の背景などをつたえてくれるかもしれません。私はこうした写真を今後も撮っていきたいと思います。
スナップ写真といわれるジャンルの面白さを今後も発信していけたらいいなと思っています。

(記 2003年7月6日)

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