ラジオ・ジャパン発 緊急報道
  ”世界を駆ける”日本の声
By 松田三郎 日本放送出版協会
205ページ 1000円 1991年4月 第1版発行

 
内容:
 1991年のアメリカによるイラク攻撃を中心にR.JAPAN及び各国の危機対応放送についての役割と機能についてまとめている。
コメント:
 いわゆる湾岸戦争と呼ばれるアメリカのイラク攻撃時の日本人捕虜とNHKの関係を読んでいると「NHKはこれだけ重要な役割を負っているんだ」という「嫌らしさ」のような物を感じてしまう。これに限らず一貫した「NHKは大丈夫です。皆様の味方です」という姿勢。NHK国際局統括部長という肩書きで書いているのだからあたりまえなのだろうがいくら短波ファンの私でも気に入らない。
 今、2003年の初めに古本屋でこの本に出会った時はそのタイミングに感動したが、「100円」で買った状況を考慮にいれても読む必要もなかった。

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