タヒチ&イースター島 旅行記 
Aug.10 to Aug.17,2002

4日目 in Isla de Pascua

4日目


翌朝0630から受信開始。イースター島の0630はまだ夜明け前といった感じで暗い。60,49mbいずれも中国をはじめアジア各国の信号が並ぶ。気のせいかタヒチよりは信号が弱いかもしれない。90mbは3365,3325,3315,3280でインド、中国が聞える程度だ。7MHzでまたSSBを聞いてみるとやはりJA局の信号がわさわさ聞える。それにしてもアマチュア局の信号の強さには驚く。だいたいが100WプラスDPだと思うのだが、たいしたもんだ。なんでそれなのに数kW〜10kWとかの中南米やアフリカの放送局の信号が聞えないんだと思う。

モアイとSW55 その1

モアイとSW55 その2


 観光終了後、食事に行く1900までバンドチェック。個人的に6192 Cusco,5998 Melodiaなんてのは久しぶりにIDを聞いて感動した。いずれも強力。なんで日本で聞えないんだ、という感じ。時間の関係かな?。6065でUn-IDでスペイン語。コロンビアのLVd Su Concienciaか。ここでこれだけ弱いと日本じゃ難しいかな。難しいと言えば4980のTorbes。信号は強いのだが変調が浅い。日本でのID確認は困難じゃないかと思う。食事後2100頃以降は中南米は相変わらず強力であるが加えてアフリカが聞えてくる。日本ではあまり報告を聞かない4775 TWR Swaziland in Englishが超強力。同じく南部では日本でも有名な5010のマダガスカルが現地時間2100開始でIS、国歌、IDという具合に「感動するほど」強力に入感していた。なお、日本で基本線で聞えるガーナ、ナイジェリアの信号は確認出来ない。タヒチとの差に関してはアフリカ局の信号が聞えるか聞えないかという感じだろうか。なおタヒチで中南米の夜の放送を聞くのは時間的に結構困難であることを考慮するならばやはりイースター島は南米に近いということなのだろう。もっともそれでも大陸までは4000kmあるのだが。。。

せっかく来たのだからということで中波もチェック。全てスペイン語。英語は1局も聞えない。確認が出来たのは880 R.Mitre,Argentina、790 R.Coloco,Chileのみ。このようにアルゼンチン、チリが聞える状態だと他の国の数kW級も聞えている可能性があり推定すら難しいこと、及びこの2局の確認に1時間かかった事などを考慮してID確認作業はかなりの時間を有すると思われたので中波はバンドチェックで終わり。ということで詳細な報告はやめさせていただく。ところでSW55の中波の感度がいかほどの物なのか知らんが一般人にとって「中波放送を聞く」ってのは苦痛をともなうのではないかと推定出来る。


イースター島ホテルでの受信。いかにも人工的なノイズが断続的に入ることがあった。
ここまで来てノイズに悩まされるとは。。。。

 

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