JA-DXing-JP NO.06 2000年4月1日発行 

竹野伸郎 責任編集

ここにある情報は全て他のメディアで利用して結構です。ただし、その場合、必ず
JA-DXing-JPからの引用であること、また投稿者の名前の記載を約束願います。 

最新のDX情報は金井毅さんの掲示板に書き込んでいますので、そちらも参考にして下さい。

海外受信情報

* * *  AREA of Asia  * * *

CHINA P.R. / REE Feeder on 5220kHz
 3月24日は中南米方面のコンディションが結構良かったので、いろいろな
局を聞いて5300kHzにいるPeruのR.Superiorを聞いたあと、2100すぎにダイヤル
を低い方向へ回していくと、5220kHzでスペイン語局を発見、SINPO34343と非常
に良好。 LA局リストにもない局なので気合いを入れて「新局の可能性もあるな
あ」などど勝手に思い込み聞いていた。番組がニュースなのだが、どうも国際
放送局っぽいなあと思った瞬間「レディオ エクステリオール デ エスパー
ニャ」というID。何のことはない、 Radio Exterior de Espanaの中国中継の
フィーダーのようで、ちゃんとPWRにもリストされていた。そりゃ強いわけだ。
SOURCE:モニターより (竹野伸郎)

INDONESIA / RRI Gorontalo on 3264.7kHz
 前回で報告しらRRI-Gorontaloが再び良好に受信できるのを3月17日に確
認した。時間は2052-2100で現地音楽とエコーの入った女性トーク番組。2059
にIDが「レディオ、リパブリクインドネシア、ゴロンタロ」と出てその後SCI
に続いてニュース。
SOURCE:モニターより  (竹野伸郎)

* * *  AREA of  AFRICA  * * *

ALGERIA/ R.Algeria Int. on 15160kHz
 ここ数カ月朝方、0400-0600のアフリカ方面の状態が非常に悪かった関係で、
常連局扱いであったR.Algeria Intさえ受信できなかったが、季節の変化によ
り0500-0600の英語放送が良好に受信出来る日が多くなってきた。北部アフリ
カはハイバンドでの受信が一般的なので、アルジェリアもこの周波数での受信
をオススメする。
SOPURCE:モニターより  (竹野伸郎)

GABON / RTV Gabonaise on 4777kHz
 ガボンのRTV Gabonaiseが4777でreactiveであるのを3月26日0520-0600まで
受信し確認した。0520以降はノンストップの現地音楽。0559に「ラジオ・ガボ
ン」というIDに続いてフランス語の短いトーク。0601にSigned off。受信状態
は24332-34333で終了時が一番良好であった。一時的なものなのかは不明である
が、最近7270kHzの受信状態が混信により悪いのでこの周波数での本格的な復活
を願う。
SOURCE:モニターより   (竹野伸郎)

KENYA / KENYA B.C. on 4885kHz
 このケニアの放送は非常に不定期なようだ。3月19日に4885kHzで不明語の
トークとアフリカンポップスを流しているのを0555-0608Signed offまでSINPO
35343と良好に受信した。IDは終了時にKBCというのがとれた。過去のデータを
合わせると何か一連の関連性があるのかもしれないが、この4885といい4935
そして日本ではガーナの影にかくれてなかなか受信出来ないが4915、全ての周
波数が放送時間、放送日時ともに不定期な感じがする。もっとも私が聞いてい
るのは土曜、日曜の0400-0700までという限られた時間なのでもっと早い(遅
い?)時間、あるいは平日の放送はきちんとした放送をやっているのかもしれな
い。
SOURCE:モニターより   (竹野伸郎)

LIBYA / V.O.Africa on 15435kHz
 最近コンディションの関係でなかなか受信出来なかったリビアの英語放送を
3月25日に0525-0530にSINPO 25332で受信した。Voice of Africaというのは
英語番組の名前でニュース番組である。英語ニュースの後は0530からフランス
語番組となった。昨年は0530から英語、0540からフランス語だったので、放送
時間は決まっていないのかもしれない。ちなみにリビヤへ出しても返信がなか
ったが、マルタのオフィスへレポートしたら返信が得られた。
SOURCE:モニターより  (竹野伸郎)




* * *  AREA of C&S.America * * *

CUBA / R.Rebelde on 5025kHz
 最近1800頃にこのRadio Rebeldeは非常に良好である。特に3月11日は
良好でSINPO 35333であった。さて、このRadio RebeldeはSSBで復調した場合、
USB側でしか復調出来なく、したがって1900以降、同じ周波数にPERUの
R.Quillabambaが出てきてもPERU局に関してはLSBで復調すれば分離可能であ
った。しかし、3月24日聞いたところLSB/USBいずれでも復調可能となって
いた。ところでCumbre DXによると最近このRadio Rebeldeはフロリダでは
5050kHzと5000kHzでもスプリアス受信されているようで, 同時にカリフォリ
ニアやメキシコでも同様にスプリアスが確認されいてるようだ。先のLSB/USB
受信含めて送信機を何か調整したのではないかと思っている。
SOUCE:Hans Johnson on Cumbre DX 287 Mar.24 及びモニターより(竹野伸郎)

GUATEMALA / R.Verdad  on 4052.47kHz
 最近あちこちで騒がれているグアテマラの新局Radio Verdadが良好に受信出
来る旨、金井毅氏の掲示板 http://www63.tcup.com/6307/ydxing.html で
本堂勇氏が書かれていたので早速聞いてみたところ3月24日の2040-2100に
南米系の音楽と男性のトーク(スペイン語かどうかまでは判断出来ない)が聞
えてきた。本堂氏によると2040頃から信号が上がってきたとの事であったが、
確かにこの日も同様に2040過ぎから音になるような状態であった。しかし、残
念ながら私の家ではノイズなのかジャミングなのか判断出来ないようなものが
このバンド全体に出ており、よほど信号が強くならない限り無理だろうと考え
ている。今が旬の局なのでロケーションの良い皆さんはぜひ挑戦してみて欲しい。
SOURCE:モニターより  (竹野伸郎)



2000年3月15日〜3月31日までの周波数順ロギング。
? はPresumed、推定でIDは確認しておりません。時間全てJST。
全て竹野伸郎の受信です。受信機はJRC NRD535D とLOWE HF-225E
アンテナは10メーターのワイヤーです。

Frequncy Station DATE Time SINPO Area
3264.67 RRI Gorontalo 2000/3/25 2006 34443 ASIA
3264.75 RRI Gorontalo 2000/3/17 2052 25342 ASIA
3344.8 RRI Ternate 2000/3/25 2008 34333 ASIA
4052.47 R.Verdad? 2000/3/24 2053 Weak C&S.AMERIACA
4606.45 RRI Serui 2000/3/24 2035 34333 ASIA
4769.95 R.Nigeria Kaduna 2000/3/20 0559 25342 AFRICA
4774.97 R.Tarma 2000/3/24 1910 25342 C&S.AMERIACA
4777 RTV.Gabonaise 2000/3/26 0522 34333 AFRICA
4829.97 R.Tachira 2000/3/24 1948 33433 C&S.AMERIACA
4850 CRTV Yaounde 2000/3/18 0523 33443 AFRICA
4850 China Nat.R. 2000/3/18 0600 44444 AFRICA
4885 Kenya B.C. 2000/3/19 0558 35343 AFRICA
4955 R.Cultural Amauta 2000/3/25 1914 23342 C&S.AMERIACA
4960 R.Vanuatu 2000/3/26 1758 35443 PACIFIC
4965 R.Christian Voice 2000/3/18 0523 25342 AFRICA
4976 R.Uganda? 2000/3/18 0455 25342 AFRICA
4995.57 R.Andina? 2000/3/24 1900 22442 C&S.AMERIACA
5019.92 SIBC 2000/3/26 1758 35443 PACIFIC
5025 R.Rebelde 2000/3/24 1850 22342 C&S.AMERIACA
5035 R.Centrafrique? 2000/3/18 0605 32332 AFRICA
5035 R.Centrafrique? 2000/3/19 0611 32342 AFRICA
5220 REE via Beijing feeder 2000/3/24 2107 34343 C&S.AMERIACA
5955.04 Caracol Villacencio 2000/3/25 1925 23442 C&S.AMERIACA
6155.05 R.Fides 2000/3/24 1951 32342 C&S.AMERIACA
6265 Zambia Nat.B.C.? 2000/3/18 0619 32332 AFRICA
9430 R.Prague 2000/3/20 0602 33443 EUROPE
12085.28 R.Damascus 2000/3/19 0630 35343 MIDDLE EAST
15135 DW-Kigali? 2000/3/20 0608 34443 AFRICA
15185.1 R.Africa? 2000/3/20 0615 32442 AFRICA
15325 R.Canada Int.Sackville 2000/3/20 0630 35343 N.AMERICA
15400 DW-Kigali 2000/3/20 0614 Fair AFRICA
15435 V.O.Africa 2000/3/25 0525 25332 AFRICA
15550 HCJB 2000/3/26 0629 35443 C&S.AMERIACA
15565 WYFR 2000/3/20 0645 25342 N.AMERICA
15580 VOA 2000/3/20 0635 35343 N.AMERICA
21485 VOA 2000/3/19 0702 35443 UNKNOWN
21555 VOA 2000/3/19 2300 35333 ASIA
21675 CRI 2000/3/19 0655 35343 ASIA
21700 REE 2000/3/18 0656 45433 EUROPE

海外日本語短波放送

国内ラジオ放送のコーナー

J-WAVE  NTT Data presents,  Live Live Live
 81.3MHz 3/20 15:10-15:45 SINPO 55555   
 OASISのノエルギャラガー氏とGLAYのTAKURO氏を迎えての対談。
司会はクリス・ケプラー。 恐らく今、現存のロックバンドで一番CD
を売ることが可能なアーティストは間違いなくOASISだと思う。3月
7日、そのOASISを生で観て来た。メンバーチェンジ後の初のツアー
で日本が最初というもの。場所は横浜アリーナ。ライブの出来そのも
のは「悪いわけではないが、良くもなかった」というところだろう。
イマイチって感があったなあ。なんかバンドがあそこまでデカくなっ
てしまうと、感覚的にはストーンズとかクラプトンを見てるような感
じかなあとさえ思ってしまう。まあ、でもこれは演奏した曲が1st〜
4thアルバムまでオールラウンドの選曲で全部知ってるし、アンコー
ルでやった他人の曲でさえ「ヘルタースケルター」by  U2だったり
するんで馴染み深かったせいもあるんだけどね。
 番組の内容はOASISの音作りやバンド構成の話。特におもしろかっ
たのは、作った曲をノエルが自分で歌うか、あるいはボーカル担当の
リアムが歌うかといった話。このOASISというバンドはノエルギャラ
ガー(兄)とリアムギャラガー(弟)のギャラガー兄弟がメインのバ
ンド。ある曲をどっちが歌うか、で喧嘩になり脱退騒ぎまで起き、
「至上最大の兄弟喧嘩」とまで言われた事さえある。ただ一緒のTAKURO
氏も言っていたように発言が妙に紳士で、おもしろみに欠ける事は確
かだった。みんな年をとるとまるくなるんですかね。少なくてもステ
ィングやボノのようにくだらん方向には進まないで欲しいと思う次第
である。この日の番組は番組名にもあるようにリスナーからのファッ
クスで最高のライブパフォーマンスを選ぶもので、その一環として来
日していたノエルギャラガーにインタビューしたようだった。最後ま
で聞かなかったのでナンバーワンは不明である。 
 ちなみに私が過去行ったライブパフォーマンスのトップ5
(前回もこんなトップ5やりましたね。ネタがワンパターンで申し訳ない)
1   THE STONE ROSES @ 日本青年館 in 1989 
2   LUSH @ 新宿リキッドルーム in 1994 
3   ECHO&THE BUNNYMEN @ 中野サンプラザ in 1988 
4   VERUCA SALT @ 新宿リキッドルーム in 1997 
5   EURYTHMICS @ 横浜アリーナ in 1989 
 J-WAVEは以前からくだらん放送局だと思っていたが、たまには聞
いてみるのもいいかなと思う。もっとも、今でも一番嫌いな放送局で
あることには違いないけど。                        (竹野伸郎)


まあ、ROSESの場合、いい、悪いの問題ではないなかな(笑)ひとつの
時代、って感じでしょうね、きっと。この頃はまだLIQUID ROOM
とかQUATROとかCLUB CITTAのようなオールスタンディングでの
ライブが一般的ではなかった。それにしても日本青年館ってのは、
どうもねえ。

QSLインフォメーション

下記のフォーマットで記載しています。
国名/局名
受信日(周波数、聴取時間)レポート言語、同封物
*返信内容、返信日数 (投稿者)
Aはエアメール、Sは船便、Jは国内、Iはインターネット経由


===海外編===

GUMA / KTWR
00.1.15(11690kHz,1/2H)80円切手
*QSLカード J26J (竹野伸郎)

VATICAN / Vatican R.
00.1.22(7310kHz,1/2H)JP,$1
*QSLカード、機関誌 A25A (竹野伸郎)



===国内編===