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桜クラブ HISTORY

北桜クラブの生い立ち
北桜クラブの生い立ちとは。
…っていうとたいそうな見だしですが私の知っている範囲でのお話です。そもそも北桜クラブの母体は奈良県立北大和高校バスケットボールクラブのOBです。北大和高校自体は私が入学した時にちょうど10周年だったので当時はまだ新しい学校でした。(何を隠そう私は10期生です。)私が入学した当時のバスケット部は2期卒業のNさんがコーチをして下さっていました。(高校時代はかなりしごかれて怖かった。。。)そのNさん達2期生が卒業後に作ったOBクラブチームが現在の北桜クラブの始まりです。まー2期生の方々は強かったらしいので当時の北桜クラブも強かったのでしょう。それからしばらくの間は私もどのような活動がなされていたのかよく知りません。私が知っているのは今から6年ほど前です。このころは、ちょうどNBA人気にあおられて日本でもバスケットが少しづつメジャーになってきたころです。この頃の奈良県クラブ連盟は1,2,3部まであって(たしか30,40チーム位だっとと思う)北桜クラブは3部で廃部寸前であえいでいました。そもそもクラブチームというものは存続がかなり難しく、高校や大学を卒業してまだバスケットを続けたいと思ったものが集まってチームを作るんですが年数が経ってくると設立当初のメンバーも年齢がだんだんとあがり集まりが悪くなって(仕事での転勤、結婚等)消滅していくケースが多いです。この当時の北桜クラブも例外ではなく、試合当日にもメンバーが集まらず棄権試合もしばしば・・・っといった状態でした。この時はたしか15期生(?)が中心で、通称『しん』君が中心になってチームを切り盛りしていました。この当時は、試合に勝つことよりもチームを存続させることの方が大変でしたね。そうこうしている内にクラブ連盟のチーム数が増えてリーグの再編が行われました。この時何故か北桜クラブは2部昇格を果たしたのです。このころから新しいメンバーが集まりだし北桜クラブは再び息を吹き返したのでした。トーナメント戦に出場してもBEST8位までは何度か進出できるようになったのです。

そして1998年冬のリーグ戦でドラマが始まりました。(何がドラマか知らんけど・・・)
2部の冬のリーグ戦は2部チームが3ブロック(1ブロック5チーム)でブロック総当たり戦を行い、それぞれのブロック1位3チームがまた総当たり戦を行い上位2チームが1部リーグとの入れ替え戦に出場できるというサバイルマッチです。簡単にゆうと、2部15チームの内上位2チームが入れ替え戦に出場できるというシステムです。 北桜クラブはBブロックでスタート・・・・・・

隊長 「今年はブロック優勝して1部にあがるで・・・」
隊員K 「ほんまやで、どうせやるんやったら1部でやろうや」
隊員U 「でも1部にあがったら勝てへんのちゃいますの」
隊長 「そんなもんやってみな分からへんやろ、とにかく勝つんや」

っとこんなようなやり取りがあったような気がします。隊長とは私のことでは有りません。分かる人にはわかるので想像に任せます。隊員K,Uも実在の人物です。メンバー紹介を見て想像して見て下さい。Bブロックでは順調に勝ち星を上げ、全勝でブロック代表に選ばれました。ここからが正念場です。各ブロックで勝ちあがって来た2チームと戦い勝たなくてはいけません。Aブロック代表はアキノクラブ、Cブロック代表は榛原ブルーパーズ。(チーム名、間違ってたらごめんなさい)前評判(だれが評判したんや???)3チームとも力は互角、当日の調子で勝敗が決まるくらいです。
そして試合当日・・・・・・・・・・・・・・

1試合目 榛原 VS 北桜  たしか2点差くらいで榛原の勝利。
2試合目 アキノVS 榛原  たしか10点くらいでアキノの勝利。
3試合目 北桜 VS アキノ たしか4点差くらい北桜の勝利。

なっ、なんと3チームが全て1勝1敗の大混戦。。
得失点差の関係で、1位 アキノクラブ 2位北桜クラブとなり晴れて1部との入れ替え戦に出場が決定したのでした。
しかーし、ここからがまたまた大変です。1部との入れ替え戦の日にはベストメンバーが集まれないことが判明。。。こんなに苦労して勝ちあがったのにっと隊長のため息が漏れる。そんなことを言っていても仕方ないので当日集まるメンバーでベストを尽くす。ここまできたら絶対に勝って1部に上がるぞ。隊長の檄が飛ぶ。 そして1部との入れ替え戦の相手は松僚クラブ、2年程前に一度対戦しているが完敗している相手です。試合内容は何故かよく覚えていないのですが終止リードを保ち勝利。晴れて一部昇格を果たしたのでした。

こうやって自分の記憶を頼りに北桜クラブの生い立ちを書いていると歴史を感じますね。今の北桜クラブは1部に昇格して他のチームから見ても立派なチームになりましたが、先人の先輩方(ひょっとして私もこの先人に含まれるのかも、いやいやもう少し北桜クラブのメンバーでガンバロウ)がチームを存続させてくれたから若い人達が高校を卒業してもバスケットを出来る場がある。ここで見えない先輩と後輩のつながりが出来る。うーん、がらにもなく素晴らしいことだなーっと感動してしまいました。
現在の奈良県バスケットクラブ連盟はチーム数も増え(80〜90位かな?)、1部から5部まであります。これから北桜クラブが1部リーグの中でどこまでがんばれるか分かりませんがチームとしてはずっと存続してほしいものです。
このホームページを見て私のチームも頑張ってますっという人がいればお知らせ下さい。今後はリンクコーナーも作っていきたいと思いますし、ご意見コーナーも作成したいと思います。(当ホームページのプロバイダーでは掲示板が禁止されているため、私にメールを送って頂いて私がアップするという形になりますが・・・)アマチュアバスケットの草の根ネットワークのような物が出来れば楽しいなっと思っています。

平成14年度 北桜クラブ クラブ運営規約



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