小型種 9月に材採するのはただの馬鹿! in四国
ジョニーおじさん





9/12
8:00いつものように突然思い立って四国に出発!
厚木に向かう。
経路はnetで調べておいた経路とする。私のカーナビは信用できない。
東名に入ってからは順調、快適に進む。
但し、女房殿同伴。80kmキープの模範運転を強いられて辛い。
目的地は某所某山 

 

 


 

 


渦潮は感動的。
移動だけで一日が終わってしまった。
走行距離:634km

9/13
今日は別行動。
四国まで来ていて女房殿置き去り・・・さっさと身支度を整え出発。
7:00に出発して○○山を目指す。
国土地理院の地図には山名が載っていない1,232mの山である。
○○○山、○○○と合わせて親しまれている山だそうだ。

 

 


が、結局、山すら見つけることが出来なかった。
○○○は見つかったのだが迷うのが嫌であったし、
産卵マークは見当たらないし・・・凄く残念である。
林道を戻り、○○山に向かう。
かなりの急斜面を一気に尾根まで登るような登山道でガレばかりで非常に疲れる。
入口周辺ではルリの産卵マークが散見される。
また、ミナミコルリと思われるマークも見つけることが出来る。
しかし、この時期に行くのが馬鹿である。大馬鹿である。
2齢幼虫と蛹が出てきてしまった。しかも潰している。
覚悟はしていたが図星とは恐れ入ったり参ったり。
まあ、仕方がない。
尾根筋に出て山頂を目指し、写真を撮って直ぐに引き返す。
サシバエがまとわりつくこと半端無し。

 

 


パラボラアンテナのある当たりがポイントか?平坦になっている部分が湿度が高く雰囲気がある。
指ほどの細材にもマークが見つかり、幼虫、前蛹、蛹とも見つけたが、成虫が出るわけがない!
半ば諦めながら細材をひねっていると、
いきなり出たのがマダラクワガタ。1♂3♀が蛹室に留まっていた。

 

 


左が♂、右が♀

左が♂、右が♀


ニセコ前蛹

ニセコ前蛹


急いで下山。
隣の○○山に向かうが、○山スーパー林道は現在、寸断されていて、隣山に行くのに3kmのところを30km以上迂回しなければいけなくなっている。
なんとか目的地に着いたもののタイムオーバー。
帰路となってしまった。○町にとった宿についたのが18:30
女房殿はすでに到着。阿波踊り会館やら、ローカル線の旅を満喫したそうな・・・
走行距離:177.1km ほとんど林道走り。

9/14
採れても蛹、よくて2齢幼虫では仕方がない。親にするだけ力量も技も持っていない。
今日はさすがに観光に振り替えようと考えていたが、ここまで来たのだからと、もう一度チャレンジ!
正真正銘のミナミコルリとニセコルリ狙いで○山に向かう。
6:45出発。
登山道周辺でニセコが採集できるらしいが、まずはルリのマークを見つけて、その後、ニセコのマーク、幼虫と見つけて写真撮影でおしまい。
1時間の観察であった。

○山登山口

○山登山口


このきのこなんだろうきれいな紫色

このきのこなんだろうきれいな紫色


ニセコ幼虫

ニセコ幼虫


ちょっと足を延ばして○○○山付近のミナミコルリのポイントへ移動して30分ほどで幼虫数頭と蛹4頭を発見。
濃いポイントと思われる。
○○谷の看板があった。

 

 


 

 


 

 


蛹 この時期に採集に行ってはいけない。
11:00すべて終了として山を降りる。

○○県に抜け、ごく普通のさぬきうどんを昼食としたが、さすがに旨い!

○○県に抜け、ごく普通のさぬきうどんを昼食としたが、さすがに旨い!


○○大橋を渡り

○○大橋を渡り


 

 


○○の街並みを満喫して18:00前に○○ICから帰路に就く。
猫グッズのお店!今まで見た中では最高の品揃え!お勧め!

途中1時間ほど仮眠して15日の5:00帰宅。
走行距離:867.5km
結局採れた幼虫はすべて消滅。
蛹の持ち帰りはかなり厳しいが帰宅後確認すると1頭が羽化していた。
更に運が良い事に前蛹も蛹、羽化と進み計4頭が標本箱に入ることとなった。

総走行距離:1678.6km

羽化後半日のミナミコルリ?

羽化後半日のミナミコルリ?


教訓:無計画な行動はやめましょう。



2008.12.31


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