まえがき



くわ馬鹿を始めて足掛け7年が経った。
最初の一年は疾風怒濤の如く過ぎ、次の三年は勢いで発行した。
その次の三年に至ってはエネルギーが枯渇していくばかりで、毎号の発行に編集委員一同苦労している。

それに加えて今年は阪神タイガースが絶好調で現時点でマジック11となっている。
くわ馬鹿編集部には社会の平均よりなぜか阪神ファンが多く、発行人の私に至っては
甲子園球場とわずか1.5kmの距離に住んでいたりして、浜風の強い日は大声援が窓ガラスを震わせる。

そんなわけでくわ馬鹿発行よりプロ野球テレビ観戦の夏であったが、東北に住む編集部の某爆発栄螺
に甲子園の声援が聞こえるはずも無く、某爆発の努力(圧力ともいう)によってなんとか「遅すぎる夏号」を
発行することができた。

くわ馬鹿創刊当時にはなかったクワガタ雑誌も数多く発行され、今や情報は紙媒体の雑誌で容易に入手できるので、
くわ馬鹿の使命は終わったのではないかとも考えている。さて、いつまで続くことやら。。。

前置きが長くなったが、ここに夏号をお届けします。

                                                  発行人 k-sugano



目次へ戻る