時は2002年10月26日 銀河共和国まちかね東京支部を騒乱が襲った。里子オフ開催予定の地、水元公園系の天候が雨天だった事がその発端であった。まちかね里子オフの強行を図るべく、大規模な艦隊によって辺境の小惑星より何十人もの手伝いが早朝から集まった。
OBC1ケノービむげん 「雨男は誰だよー。マスは揃えたのに。」
標ハンソロ理工T 「虫バカは日ごろの行いが良過ぎる!」
まちかね共和国議会がこの非常事態について飽くなき討論を繰り広げている間にも、水元公園には不穏な気配が漂い始めた。数ものジェダイクス戦士達は雨天から身を守るため、タープサイドオヴテントの使用を宣言したのだ。
謎の指導者水元公園管理課の指揮のもと、公務員ガーディアン2名が巡回に訪れた。里子オフは、限られた公務員ガーディアンの力で平和と秩序を維持することを困難にしたのだった。
公務員ガーディアンA 「何人もこの星系にタープサイドオヴテントを使用してはならない」
カブートのカメアリ王 「誰の邪魔にもなっていない。タープはテントではないだろう」
時は内乱の最中である。秘密基地のタープ使用を知った公務員ガーディアンは、まちかね共和国軍に対して初の勝利を収めたかに見えた。
公務員ガーディアンB 「我々は皇帝陛下の命令に従っているだけだ。
文句があるのならこちらの基地まで行って
交渉してもらうしかないぞ」
この戦いで、反乱軍はタープ使用許可証を敵基地から奪取することを計画する。そこはデス・スター(水元公園管理課)と呼ばれ、里子オフをも完全に破壊できる力を持った巨大国家権力ステーションだった。カメアリカブートと5人のダースベーダ風戦士はミレニアムファルコンには乗らず、徒歩で乗りこんだ。
少ヨーダ林寺 「フォースを使っちゃうぞ」
Cーラカン3PO 「ご主人様はヒモを使わなきゃいいってのかよと申しております」
ジャバ・ザ・バイパー 「カーボン冷凍にしてやる」
A千ュー葉ッカ 「ウォー!ウォー!」
モグ丼ジャー・ビンクス 「ミーはテント類なんて曖昧な記述いかん思うよ」
激しい論戦が繰り広げられたが、共和国軍のお役所弁明攻撃は一歩たりとも譲歩しなかった。「書いてある通りにしろ。決まりは決まりだ。タープはヒモが危ない。子供が転ぶ。」云々。みんなで楽しく過ごすための決まりだそうだ。で、遠方のグンマー星系からはるばるやって来た家族連れなどにも「中止して帰ってもらえ」「タープサイドさえ使用しなければ雨の中でBBQしてもいい(休憩所の屋根の下は火気厳禁)」「それが共和国全員の公園利用者のためだ」などと意味不明な強弁に終始する。埒開かないので一旦反乱軍は引き上げた。反乱軍秘密基地に戻って報告すると仲間も怒っている。
R2HC7D2 「ピピリッピー」(指つめたろか)
里子オフにとって暗黒の時代であった。デス・スター(水元公園管理課)の偵察部隊の再攻撃に備え、我々は「タープのヒモがいかん」というわけのわからない理屈に対抗するため、ヒモ無しでタープサイドを得るべく基地の再構築を試みた。こうしてカメアリカブート率いる自由の戦士の一隊は、辺境の雨のあたらない場所に新たなる秘密基地を設立することに成功する。