『じごまる』で採集で〜〜い。

かさで〜す
 

クワガタ採集に出かけるようになったころ所有車は86年式ポルシェ911カレラ
とプリメーラの5drだった。
この2台もうんちく書けば長いのだが、今回の主旨ではないので話さない。

その後ポルシェは968に、プリメーラはワゴンへと変る。
どちらもAT(ポルシェはティプトロニックね!)でこれで採集も楽チンとなる〜。

が〜しか〜し、楽チンになると、山に行ってもゲートをくぐって、行ってはいけない所に行きたくなる。
そこでP968はオモイッキリ、フロントのブレーキ効率高上の為のエアインデクタを
ガンガン擦っちまう。

プリメーラはオバカなことにサスペンションを換えて、ステンマフラーなんか入れちまったら
あ〜も〜チンチリリ〜ンってステンの軽〜い引きずる音がしてバコ〜〜〜ン。
排気音はその後うるさくなった(^_^;)

ある時、山でスタック!
完全なカメの子状態、何度ジャッキアップしただろう。
プリメーラはFFだで、前輪が接地スリャ〜脱出できるワイ。
前輪片方に石を挟んでGOー!動かん!何、なんで?

そうなんですわ、このとき初めて知ったのですわ、左右両方のタイヤが接地していないと
車は動かないってことを。
日が暮れるまで、子供ら遊ばせておいて、ジャッキアップして、すってるお腹の
土どけて、も〜絶対にいや、絶対に林道なんて〜〜と涙して帰宅したのが3年前。

前置き長かった!中身なし、ま〜いいじゃない。
「じごまる」買っちゃった!わ〜お。

だって、フロント・センター・リアデフをスイッチでロックできるんで〜い。
スタックしたことがある人にしか、この頼もしい装置わかってもらえんでしょうが。
「じごまる」がカメの子になることは先ずありえな〜い、ダートラ以外ならね。

で、しゃくだから、スタックした所にリベンジしに行ったぞな。
何でここでスタックしたのと思うくらい、何もなかったように通り抜けてしまった。
だって最低地上高も235mmもあるんだもんねー。
つまんないから、もう一度そこでデフをロック。
なおつまんない。これは装備に軍配上げざるを得なかったなー。
でも、オオクワはその日も採集できなかったけど(^^ゞ。

帰りの高速道路は睡魔との勝負。
何時もターゲット見つけては、F1レース。
「じごまる」は車重2340kg流石に重たいね〜
それでも時速200kは出るんだどー。
首都高ぐらいならいい感じでかけて行くが、リアがじりじり滑って行くのが
あの車重だけに、ちょい怖いにゃ〜。

雪に対しては、いまもってスタットレスは装着したこと無し
ABSはなかなか良好、これ書いてる、本日も朝フルブレーキガツンと踏んで
見たが面白かった。
因みに、雨の日ガツント踏んだら、後ろのダンプカーが横滑りして右折斜線に逃げていったよ。
Gの後ろは車間しっかり取った方がいいと思います。
車重があるがアストラとかランクルとかより、遥かにブレーキ効きますよん。

それから、居住性はすこぶるいいよ、メルセのミディアムより短い全長だけれど
5人の大人が乗れる。リアのスペースには対面折りたたみ式のシートがあるので
子供なら長時間でも大丈夫。(流石に7人乗りの登録だけれど、大人が長距離を
7人は無理ですー。)

最後に〜「じごまる」とはメルセのゲレンデ・ワーゲンG500Lのことだす。
つまるところ野山をかける車(そのマンマデスネ!)は高剛性が一番大事
これが、この車の最も素晴らしい所かも。
ガーバーの斧でも斧が負けるバンパーはそうはないと思うじょ。
某映画監督が私につけてくれたハンドルネームでもあるんですが(^_^;)
G500は「じごまる」つうの!だからお前は「じごまる」だって。
「かさで〜す」改名「じごまる」にしてもいい?
そんで3年後には『カイエンと呼んで』なんてね!(*^^)v



くわがた狂の大馬鹿者達!
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