助手席日記 (あいあんの生態編) みなさん、こんにちは。助手席@あいあん車です。 今回はあいあんの生態について少しだけご紹介しましょう。 【舘岩の法則】 あいあんは檜枝岐へ近づけば近づくほど目がランランとしてきます。 横浜を深夜に発つときには眠そうで三日月のような目も、途中の舘岩村を過ぎる頃には満月状態。 途中一睡もしないで明け方に檜枝岐に到着すると、1日中ヤブコギして、1日中アミを振っても檜枝岐村内にいる限り 「眠い」とか「疲れた」という言葉を発しません。 ところが、帰りはまったくその正反対。 檜枝岐村内ではとっても元気だったあいあんも、村を出る頃には口数も少なくなり、舘岩を過ぎるといつも人形状態。 途中運転を代わり、その後横浜までは私が運転せざるを得なくなってしまうのです。 そのために、私は広沢林道などでは最近いつも助手席で寝ていますが、これは私の体力温存のためなのです。 【狂虫病】 先日の山梨での材採のときのこと。 採集を終えて、車に乗り込み山を下ること30分。 突然思い出したように、 「あっ、デジカメ、クルマに積んだっけ?」 後部座席を私がガサゴソ。 「うん、デジカメあるよ。」 「おーー、よかった。借り物のデジカメだから忘れたらたいへんだ。ムシを忘れたぐらいだったら、あきらめればいいけどさ。(^^」 ウソばっかり。 たとえコルリ1匹でも忘れたら絶対取りに帰るくせに。 まあ、その前に絶対ムシは忘れないんですけどね。 以前よく着ていた緑色のスタジャンや、携帯電話や、空のルアーケースなどは、たとえ山に忘れて来ても、 ムシだけは絶対に忘れないあいあんです。 【払っていいとも】 最近こそ、ほとんどムシを買うことはなくなりましたが、以前のあいあんは昆虫フェアーや昆虫ショップで、 それはそれはたくさん買い物をしていました。 でも、ムシに直接関係ないものに関してはケチです。(笑) 洋服とか靴などは私が買ってあげたもの以外、最後に自分で買ったのは何年前?っていうぐらいその他のことにお金を使いません。 採集だってムシ関係なんだし、疲れるし、せめて行き帰りの道ぐらい高速に乗ろうよ。 【1粒で10分美味しい?】 これだけ採集に行くと、たまには全然採れない日もあるようです。 それでも、やせ我慢をして、 「あー、山の空気はおいしいし、すがすがしかったなぁ。」 と決して弱音を吐きません。 それでも、やっぱり採れないと元気が出ないようです。 そこで発見。 あいあんの場合、元気度は採れた頭数に比例するようです。 1匹採れれば10分。だから6匹採れれば1時間。その間は帰りのクルマで元気にしゃべってます。 山梨に行くと片道2時間はかかるから、12匹以上採れれば私が帰りの運転を代わることもないでしょう。 【地図を読む私 話を聞かないあいあん】 それでも歳のせいか体力にかげりの見えてきたあいあん。 私が運転する機会もかなり増えてまいりました。 あいあんが疲れて助手席で寝ているあいだ、私は苦手の地図とにらめっこしながらの運転。 でも、あいあんが運転している間は、行きの車中ではこれからの採集のことばかり、 帰りの車中では採った虫のことばかり考えていて、私がいろいろ話しかけても全然聞いている気配がありません。 話を全然聞かないあいあんです。 【ハリープッターと患者の石】 あいあんの部屋には所々に発泡スチロールのうすい板があります。 その板の上には、小さなムシに何十本もの針が刺さっていて、見るからにとても痛そうです。 小さなムシに、まるで中国のハリ医師のようにちょっとずつ針を刺していくあいあん。 展足、というらしいのですが、これをするときはムシには直接ハリを刺さないので、あたりまえですが痛いわけがないそうです。 といっても、その前にもう死んでるんですものね。。。 ところで、先日の健診でイシがあるって診断されたあいあん。 ムシの処置ばかりしていないで、さっさと自分の治療もしないと、あとで自分が痛い目にあうぞ。(笑) 【夢の中へ・・・】 さがしものは何ですか? 見つけにくいものですか? プラケの中も、コバシャの中も 探したけれど見つからないのに・・・ ある日あいあんの部屋であいあんが必死に何かを探していました。 ナントカクワガタ(名前忘れた)の小さな♀が部屋の中で逃げてしまったというのです。 クワガタはせまいすき間が好きだそうで、本棚の後ろや机の裏を探していますが、 結局この日は見つかりませんでした。 翌日、クワガタにお尻をかじられた夢を見て起きたところ、すぐに捕まえられたそうです。(笑) これ以上は私の口からは申し上げられません。 どんな夢を見ていたんでしょうね。(大笑) というわけで、あいあんのクワ関係のエピソードには事欠かないな、と思う今日この頃です。 おわり。 |