大津ネブト採集記

採集日  2001年2月11日(日) 晴れ



朝、7時過ぎに荷物を積み、家を出発。

一般道で、関まで出、関から国道1号線を滋賀方面へ。

休日の朝とあって車が少なく、順調の走行。

車についている外気温の表示が、鈴鹿峠を越え、土山町に入ると一気に3℃から0℃に。

やっぱ滋賀は寒い。

水口から栗東へ、栗東から名神で大津へ。わりと早く到着したので大津SAでちょい休憩。

9:30分を回ったので、ちょっと早いが大津インターをでて、出口で待機。

まずは、涼の父が登場。なつかしい顔だ。

しばらく待つと、Tsuu3さん車でTsuu3さんとK-suganoさんが登場。

続いて、元村さん登場。計5名集合。

K-suganoさんからざっとした場所の説明を受け、出発。

説明通り、すぐに到着。

いざ出撃と靴を履き替え、道具を持ち・・・・。

みなさんはトレッキングシューズだが私は長靴。

みなさんはディーバックにいろいろ詰めて・・・。私はスーパー袋。

竹薮っちゅうから長靴を選んだのだが、一人仲間はずれなような・・・。

そして、涼の父の手にはでかいバケツとクワが。



細い小道を通り、竹薮へ。

下草の無いきれいな竹薮。ただ、いたるところに、切られた竹が山積みで放置されている。

ゆっくりと奥に進み、「どこやった〜」「こっちやったか〜」と叫びながら場所を探すK-sugano氏。

近所の人はなにだと思っただろう。
しばらく進み、問題の窪地を発見。

窪地全体にいるだろうが、南側の斜面手前がええやろということで、積まれている竹を取り除き、

いざ、採集へ。





   左からTsuu3さん、K-suganoさん、元村さん、涼の父さん。私は、さらにその右手を掘り掘り。





軟らかそうな場所を掘っていると、幼虫がボツボツ顔を出す。

K-suganoさんから「そこは前回Tsuu3が掘ってたとこや」といわれながら、その場でこつこつと掘る。

徐々に範囲を広げながら掘る。そうすると、ぼつぼつ幼虫が出る。

幼虫は、白いのですぐ分かるが、成虫は黒く発見が難しい。

しばらくして、成虫♂2を発見。どうも、南側斜面の方で、竹の根のあるところに成虫がいるようだ。

で、徐々に前進し、懐中電灯を照らしながら掘り、確認。







幼虫・成虫まじりながらボツボツとでる。幼虫も成虫も1個所に3〜4頭固まっている。

もうどれだけ採ったか分からなくなった。

幼虫用のバケツ型ケースは土入りでほぼいっぱい。成虫入りのプリンカップもなんかいっぱいいる。

もう、ほぼ満足。



     左のケースが幼虫。プリンカップは成虫。
K-suganoさんが休憩といいながら、涼の父さんの採った成虫をチェック。

「大きいのようけいるやん。後でもらお」って。^^;

涼の父さんの幼虫バケツもほぼいっぱいに。どんだけ入ってるんやろ。
が、本人は、Tsuu3の堀った後は、「幼虫ボロボロおる」といいながら拾っている。
両手に乗せて、「これで30はおるで」って見せながら、さらに拾う。
三桁は十分に入っているバケツ。
このバケツだけでもすごい採集量だ。

「でた、でかい!」とTsuu3さんが叫ぶ。どれどれ、とK−suganoさんが駆け寄りCheck。
「26やな。30ない」といつものようにあっさり切り捨て。^^;

元村さんは、斜面の右側を掘っていたが、成虫がいなく、幼虫も少ないらしい。
で、K−suganoさんと場所を交代。

結局、元村さんは99頭。最大27mmだそうだ。

叫んだTsuu3さんの最大は、28.5mmだったそうだ。

私は、

     ♀  36頭  サイズ14mm〜19mm

      ♂ 37頭  内訳 15〜17mm 7頭、20〜22mm 26頭、24mm 3頭、26mm 1頭

      +チビ♀死体 1
採集をしだして、約2.5時間。そろそろ終わろうかとしたところ、

「あ〜〜!眼鏡のレンズを落とした〜!」とK-sugano氏。



採集中に立ち上がり、その際上に出っ張っていた竹で頭を打ち、その時落ちたらしい。

見えづらくなったが、頭を打ったせいだと思い、そのまま採集に没頭していたとの事。

普通はレンズを落とせば気づくと思うのだが・・・・・。
この辺に落としてると思う。という言葉を頼りに、近辺の土をどけ、レンズを捜す。

「あっ!」という声に発見かと思うと、成虫発見だって。

採り残しの成虫・幼虫を拾いながらレンズ探しは続く。

一見、まじめに探しているとは思えない風景かも。みな成虫を見つけては拾っている。

で、あきらめかけてたころ、「あった!」と元村氏。

本日の最大個体を採集!40mmオーバーのレンズ^^;;;;

いや〜無事発見されて良かった。



     K-suganoさんの上で突き出ている竹が原因。





今回の採集では、前面に見える斜面の手前から斜面に掛けて探索。

右側はほとんど居ず、左側の多くいた。



しかし、眼の見えない涼の父さんが、大きい雄を大量にとって居た。

この日の為にレンズを換えたとか。

大きいのしか見えなかったとか。

・・・・・・・・・・・





  ネブトの佃煮〜!







  左が最大の26mm。内歯が前に出てきてる。

By mogudon