本号特集における色虫が、カブトムシやカナブンまで指しているのかは不明であるが、
私にとってはクワ・カブ関係なく綺麗で格好いいものは同じように飼いたいので色虫だと断定して遠慮がちに紹介してみたい。
ヘラクレス・ノコギリタテヅノ(ポルテリ)・ゴホンヅノについてはクワ馬鹿2000年冬号にて飼育記事を投稿してあるが、
他のカブトも全部同じ飼育環境なので是非ご参照願いたい。
2001年8月羽化ビルマニクス♂
幼虫時最大30g程度でこの姿になった。羽化までは非常に簡単であった。
♂♀共羽化後眠り続けており、ゴホンヅノ同様1年近く眠られると累代は不可能になるかもしれない。
ビスマニクスの蛹。ウサギちゃんの愛称通りラブリーだ!
ご存じヘラヘラ。やはりリッキーと比して角が太いのが魅力。幼虫時100g超えれば立派な♂成虫となる。
クワ馬鹿2000年冬号のヘラクレス飼育記事において、110g幼虫であったリッキーの羽化後の姿
140mmを超えることはできなかった。
同じくクワ馬鹿記事中で当時120gだった幼虫。その後最大134gまでいった。羽化まで丸2年かかることになる。
蛹長は170mmあるので、上記のリッキーよりは大型が期待できる。ギネスまでは幼虫150g超が必要かもしれない・・・
グラントシロカブト2000年12月羽化82mmギネスサイズかもしれない!
幼虫時の最大体重は40gであった。
累代も行っているが、孵化するまでが長い長い・・・
詳しくはイッセイさんのHPを見るべし
白くて綺麗なのは後食前まで。標本にしたいなら迷わず〆るべし
ノコギリタテヅノカブト(ポルテリ)2000年1月羽化
その後ペアリングも無事成功し、沢山の幼虫が採れた。そして沢山の人にばらまいた(^^;
しかし再び2000年冬号記事に書いたような暴れる幼虫達との奮闘が始まるかと思うと・・・
シュルツサスマタカナブン 綺麗でしょ?臭いけど
土繭物が苦手な私でも簡単に累代しているのでお薦めのカナブンである。
沢山産むし、幼虫もカブトと同じマットで大型が羽化する。
グリーン系とオレンジ系の色彩変異が見られる。
マットはやや乾燥気味が吉。
必ずプラケの側面に土繭を作るので、羽化状況等が観察できるのも面白い。