No.4

アカヘリミドリタマムシ
12〜20mm。5〜8月。
ホストはヒメコマツ、アカマツ。
本州、九州、伊豆新島。
ヨーロッパに基亜種をもつ中型超美麗、超珍品種。
淡い緑色に赤い縁取り、可愛らしい楕円形の体型、彫刻。
どれをとっても素晴らしいタマムシ。
日本では各地で1〜2頭の採集例があります。
幸いにも福島県では採集でき、私も少ないながら
採集しています。

No.5

オガサワラムツボシタマムシ
(本物を持っていないのでイラストで)
8〜11mm。6月。
ホストはムニンエノキ。
日本特産種。小笠原諸島。
日本で一番遠い島と言われる小笠原諸島にしかいない
中型超美麗、超珍品種。
地味なムツボシタマムシ類の中でも際立った色彩を持っています。
父島と母島では点刻や色調が異なり別亜種になっています。

No.6

アオタマムシ
16〜28mm。7〜8月。
ホストはモミ、マツ類。
日本特産種。本州、四国、九州。
こんなにギラギラした虫がこの世にいる事が
信じられない様な中型超美麗、珍品種。
エゾアオタマに似ていますが、少し幅広く
上翅の先端部が2歯状になっています。
福島県は、このタマムシの北限生息地となっています。

みなさん如何だったでしょうか?
凄くて素晴らしいタマムシがまだまだありますが、
私の知識不足などで紹介出来ない事をお詫びします。

今回紹介した中で、自分で採集したもの、若しくは
標本を持っている物は、アカヘリとアオタマだけです。
もし、みなさんの中で偶然でもこれらのタマムシを採集された方が
いらっしゃいましたら(これからでも採集した方)是非、
譲っていただけないでしょうか。
もし「勿体無くて譲れない」という方がいらっしゃれば
もうあなたはタマムシ馬鹿なのです。(^^)